Pickup!2024年度の技術士試験はこうなる!−事例をあげて2024年度問題を予想−
(東京・大阪・名古屋・札幌・金沢・広島・高松・福岡・沖縄)
【開催日】東京:2024/1/14(日) 大阪:2023/12/2(土) 名古屋:2023/12/17(日)
札幌:2023/12/9(土) 金沢:2023/12/23(土) 広島:2024/1/20(土)
高松:2024/2/23(金・祝) 福岡:2024/2/3(土) 沖縄:2024/2/17(土)
[2024年度(令和6年度)試験対策]
元試験委員がそっと教える技術士第二次試験合格の秘訣(東京・大阪)
【開催日】東京:2024/1/28日(日) 大阪:2024/2/11日(日・祝)
実践!技術士第二次試験に合格するキーワード集・論文作成講座
(東京・オンライン)
【開催日】東京:2024/1/13(土) オンライン:2024/1/21(日)
Pickup!技術士筆記試験に合格する文章表現力基礎講座「7つの論述テクニック」
(東京・オンライン)
【開催日】東京:2023/12/2(土) オンライン:2023/12/10(日)
Pickup!2024年度(令和6年度)技術士第二次試験合格のポイント
−受験対策のポイントと対策講座ガイダンス−(東京・大阪・名古屋)
【開催日】東京:2023/12/3(日) 大阪:2024/1/13(土) 名古屋:2023/12/16(土)
[2023年度(令和5年度)口頭試験対策]
令和5年度技術士第二次試験口頭試験 完全合格直前対策講座−マンツーマン個別指導講座(東京・オンライン)
【開催日】東京・オンライン:ご相談ください
技術士対策講座の添削用模擬問題や、「直前公開模擬試験」での模擬問題と、ほぼ同内容の試験問題が出題されました。以下にその一例として、過去の試験問題を、模擬問題と比較して掲載いたします。当センターの模擬問題は、例年連続して試験問題と類似のものを出題しており、多くの受講者から「問題が的中しました!」と感謝の声をいただいております。
ぜひ皆様も、当センターの指導を受けてください!!
廃炉が進められている東京電力福島第一原子力発電所の建屋内に存在する放射線物質に汚染された水(汚染水)は、多核種除去設備(ALPS)等によって浄化され、敷地内の貯蔵タンクに保管されている。ALPSは、汚染水に含まれるトリチウム以外の放射性核種を、環境へ放出する場合の規制基準以下の濃度に低減する浄化能力を持っているものの、設備の不具合等により、保管されている水の一部には、規制基準を満たしていない処理途上の水も存在している。政府は、2021年4月にALPS処理水の処分の方法として海洋放出を選択し、海洋放出に当たっては、ALARAの原則に基づいてリスクをできる限り低減するとともに、風評影響を最大限抑制していく方針を示している。
この例のように、大規模な原子力災害の後、汚染水の1次的な浄化処理に伴って発生した大量の処理水を適切な方法によって海洋放出する場合について、以下の問いに答えよ。
(1)技術者の立場で多面的な観点から3つ課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。
(2)抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。
(3)上記の解決策を実行して生じる新たなリスクと専門技術を踏まえた懸念事項への対応策を示せ。
(4)前問(1)〜(3)の業務遂行に当たり、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から必要となる要件・留意点を題意に即して述べよ。
2021年4月13日、政府は、福島第一原発から出る処理水(ALPS処理水)を「海洋放出」とする基本方針を出し、2023年春をめどに原発の沖合1kmに放出することを決定した。これに伴う海洋汚染の問題、漁業関連の風評被害、海外(特に太平洋諸国)への影響が懸念される。一方で、福島第一原発の廃炉を促進していくためには必要な敷地確保は避けられず、八方塞がりの状態になっている。このような現状において以下の問に答えよ。
(1)ALPS処理水を安全、かつ国民に対して安心的に「海洋放出」とすることについて、技術者の立場で多面的な観点から3つ課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。
(2)抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を3つ示せ。
(3)解決策に関連して新たに生じるリスクとそれへの対応について、専門技術を踏まえた考えを示せ。
(4)業務遂行において必要な要件を技術者としての倫理、社会の持続性の観点から述べよ。
クリアランス制度の概要と同制度を効果的に運用するための留意点について述べよ。
原子力発電施設の廃止措置に伴って発生する解体廃棄物に対し、クリアランス制度を導入する意義及びクリアランスレベル検認に係る留意点について述べよ。
事故耐性燃料の特徴と実用化に際しての課題を従来型軽水炉燃料との比較を交えて説明せよ。
原子力発電の安全性向上として、新型炉用事故耐性燃料の国産化について説明せよ。
放射線の工業利用に多く用いられる照射用ガンマ線源は、現在、主として海外の研究炉で製造されている。供給の安定性、輸送コスト等の面から、電子線に置き換えようとする動きがある。あなたの勤務先は、放射線による工業プロセスを導入し、電子加速器を最優先候補としようとしており、あなたがその担当になったと想定して、以下の設問に答えよ。
(1)調査・検討すべき事項とその内容について説明せよ。
(2)留意すべき点、工夫を要する点を含めて、業務を進める手順について述べよ。
(3)業務を効率的、効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。
放射線の工業利用を中心に多く用いられる照射用ガンマ線源は、現在、製造を海外の研究炉に依存しているのが現状である。安定供給に懸念が無いわけではなく、また、輸送、廃棄に伴う費用コストの増加にもつながり得る。このため、電子線による放射線プロセスに置き換えようとする動きがある。このような背景のもと、あなたが勤務する事業所は、照射用ガンマ線の許可使用事業者であり、新たに電子加速器の導入を検討することとなった。あなたがその検討チームのひとりとなった想定し、以下の設問に答えよ。
(1)調査、検討すべき事項とその内容について説明せよ。
(2)業務を進める手順を、その際に留意すべき点、工夫を要する点を含めて述べよ。
(3)業務を効率的、効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。
令和5年2月に閣議決定された『GX実現に向けた基本方針』には「エネルギー基本計画を踏まえて原子力を活用していくため、原子力の安全性向上を目指し、新たな安全メカニズムを組み込んだ次世代革新炉の開発・建設に取り組む。」との記述に続いて「廃炉を決定した原発の敷地内での次世代革新炉への建て替えを対象として、(中略)具体化を進めていく。」との文言が記述されている。このような状況を踏まえて、原子力分野の技術者として、以下の問いに答えよ。
(1)国内で次世代革新炉を新規に建設する場合、技術者としての立場で多面的な観点から3つの課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。
(2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、これを最も重要とした理由を述べよ。その課題に対する複数の解決策を、専門技術用語を交えて示せ。
(3)前問(2)で示した解決策に関連して新たに浮かび上がってくる将来的な懸念事項とそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。
原子力委員会は、2023年2月20日に原子力利用に関する基本的考え方の改定版を公表した。また2月28日には、その改定版を尊重することが閣議で決定された。改定版では、今後の基本目標や重点的取組を定めており、その中でも重要なポイントの1つが、安全神話から決別し、安全性の確保が大前提という方針の下、安定的な原子力エネルギー利用を図ることとされた。そこで、必要となる取組の1つとして、革新炉の開発・利用の検討等に伴って出てくる新たな課題等に目を背けないことが挙げられた。
これらを踏まえ、安全性を高めた革新軽水炉の開発を行うこととなった。下記の内容について記述せよ。
(1)以上のような状況を踏まえ、革新軽水炉の開発について対象とする炉型を選定し、技術者としての立場で多面的な観点から3つ課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。
(2)抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。
(3)解決策に関連して新たに生じうるリスクとそれへの対策について述べよ。
一次試験、二次試験筆記、口頭試験と、それぞれの対策に一貫して新技術さんの講座にお世話になったおかげで全て一回で合格できました。ありがとうございました。
(2018年度第二次試験合格・U様)
本日の官報で、技術士試験第二次試験口頭試験に合格していました。報告申し上げますとともに御礼申し上げます。
まことにお世話になりました、ありがとうございました。
(2018年度第二次試験合格・K様)
解説付きの解答が載っている過去問、添削問題が役に立った。スクール参加はモチベーション維持に役立った。講師の方の説明や話の中で、ほとんど知らなかった技術士制度の何たるかについて学ぶことができた。
(2016年度第二次試験合格・Y様)