「原子力・放射線部門」対策

原子力・放射線部門は、原子炉システム・施設、核燃料サイクル及び放射性廃棄物の処理・処分、放射線防護及び利用の3選択科目があります。すべての科目に対応してご支援いたします。
模擬試験
1次試験

Pickup!2025年度技術士第一次試験直前模擬試験(東京・在宅)
【開催日】東京:2025/10/25(土) 在宅:2025年10月下旬問題配布予定

 
セミナー
1次試験

Pickup!2025年度技術士第一次試験適性科目一日特訓講座
−合格のための予想と模擬試験(解答解説付き)−(東京・動画配信(在宅))

【開催日】東京:2025/9/6(土) 動画配信(在宅):2025/9/16(火)配信開始予定

Pickup!2025年度技術士第一次試験対策基礎科目特別指導講座
−合格のための予想と模擬試験(解答解説付き)−(東京・動画配信(在宅))

【開催日】東京:2025/8/30(土)〜8/31(日) 動画配信(在宅):2025/9/8(月)配信開始予定

2025年度(令和7年度)技術士第一次試験合格のポイント
−受験対策のポイントと対策講座ガイダンス−(動画配信)

【申込期限】2025年8月31日(日)

 
2次試験
 

[2025年度(令和7年度)口頭試験対策]

Pickup!令和7年度技術士第二次試験口頭試験 完全合格直前対策講座 2日間コース
(東京・大阪・名古屋・福岡)

【開催日】東京:2025/11/22(土)〜11/23(日)
大阪:2025/11/23(日),11/24(月・休)または11/29(土)※2日目はオンライン
名古屋:2025/11/15(土),11/23(日)〜※2日目はオンライン
福岡:2025/11/22(土),11/23(日)〜※2日目はオンライン

Pickup!令和7年度技術士第二次試験口頭試験 完全合格直前対策講座−シミュレーション公開講座(東京・大阪・名古屋・福岡)
【開催日】東京:2025/11/22(土) 大阪:2025/11/23(日) 名古屋:2025/11/15(土)
福岡:2025/11/22(土)

Pickup!令和7年度技術士第二次試験口頭試験 完全合格直前対策講座−マンツーマン個別指導講座(東京・オンライン)
【開催日】東京:2025/11/23(日)
オンライン:2025/11/23(日),11/24(月・休),11/29(土)

 
通信講座
 
 
講義DVD

[関連セミナー]

絶対役立つ!「気象予報士」試験合格のポイント−65,66回試験出題予想付き−
【開催日】オンライン:2025/10/25(土)

技術士のための成功する独立開業特訓道場
【開催日】東京:2025/8/30(土)

 予想模擬問題が的中!

技術士対策講座の添削用模擬問題や、「直前公開模擬試験」での模擬問題と、ほぼ同内容の試験問題が出題されました。以下にその一例として、過去の試験問題を、模擬問題と比較して掲載いたします。当センターの模擬問題は、例年連続して試験問題と類似のものを出題しており、多くの受講者から「問題が的中しました!」と感謝の声をいただいております。

ぜひ皆様も、当センターの指導を受けてください!!

【必須科目 I】

◆令和7年度原子力・放射線部門 必須科目試験問題

令和7年2月18日に閣議決定された第7次エネルギー基本計画は、前回の第6次から大きく政策転換した内容となっている。特に、原子力発電に関しては、第6次では「原発依存を低減する」としていた記述から一転して「最大限活用する」と方針転換し、具体的には2040年での電源構成の中で原子力の割合を2割程度とした。

(1)上記の政策方針を達成するためには、すべての既設炉の有効活用を果たさなければならないが、現在の状況を俯瞰したとき解決しなければならない技術的課題を多面的に示せ。

(2)前問(1)で抽出した技術課題に対して解決策を具体的に示せ。

(3)前問(2)で示した解決策を実行して目標が達成されたとして、残された長期的な技術的課題とその対策を示せ。

(4)上記の解決策の実施において技術者として倫理的、社会の持続性の観点で留意事項を述べよ。

【直前模擬試験問題】

第6次エネルギー基本計画が令和3年10月に閣議決定されて以降、我が国を取り巻くエネルギー情勢は大きく変化している。すなわち、紛争による国際情勢の緊迫化などを受けたエネルギー安全保障の高まりに加え、国内ではDXやGXの進展による電力需要の増加が見込まれている。

令和7年2月に閣議決定された第7次エネルギー基本計画では、このような国内外のエネルギー情勢の変化を踏まえ、2040年に向けた政策の方向性として、原子力発電については、安全性の確保を大前提に、必要な規模を持続的に活用することとしている。

上記の状況を踏まえて、以下の問いに答えよ。

(1)原子力発電を持続的に活用するに当たって、技術者としての立場で多面的な観点から3つの課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。

(2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、技術部門の専門技術用語を交えて示せ。

(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行して生じる波及効果と専門技術を踏まえた懸念事項への対応策を示せ。

(4)前問(1)〜(3)の業務遂行に当たり、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から必要となる要件・留意点を題意に即して述べよ。

◆令和7年度原子力・放射線部門 必須科目試験問題

放射線(放射性物質も含む)は多くの分野で利用され、今後も拡大していくものと期待される。現在、医療・医学分野ではCTやPET等を用いた精密画像診断,陽子線等の粒子線治療や加速器BNCTが活用されている。また、標的アルファ線治療(TAT)の進展などにより医療用放射性核種の利用増大も見込まれる。工業分野では半導体加工等数々の分野やインフラ設備の老朽化に伴う非破壊検査の機会が増大すると考えられる。農業分野では放射線育種による品種改良に実績がある。一方,化学薬品等を用いることなく食品の衛生向上や保存期間延長を期待できる食品照射は国内ではジャガイモの発芽防止のみ実施された。国際的には香辛料やハーブ類などの照射食品は商業規模で流通がなされている。

照射食品に対する理解増進や科学的な知見蓄積により国内でも将来実施拡大されることが期待される。

上記の例に述べたように、放射線技術は引き続き様々な分野で利用・拡大が予想される状況下において以下の問いに答えよ。

(1)放射線防護又は利用の立場から、着実で安全・安心な放射線利用を推進するうえで多面的な観点から3つの課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。ただし、人材育成に関する課題は除くものとする。

(2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と思われる課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、専門技術用語を交えて示せ。

(3)前問(2)で示した解決策を実行した場合に生じうる将来的な問題とそれへの対策について、専門的な技術的検討を踏まえた考えを示せ。

(4)前問(1)〜(3)の業務遂行において必要な要件を、技術者としての倫理,社会持続可能性の観点から題意に即して述べよ。

【通信教育添削問題】

近年、原子力エネルギー利用に加え、医療、工業及び農業分野等への放射線利用も進んでおり、これらは我々の生活を支える技術となっている。しかし、福島第一原子力発電所の事故等による負の側面の影響もあり、国民の不安を払拭できていない利用分野もあるのが現状である。

上記の状況を踏まえて、以下の問いに答えよ。

(1)国民の不安を払拭し、安全・安心な放射線利用を促進するに当たって、技術者としての立場で多面的な観点から3つの課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。

(2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、技術部門の専門技術用語を交えて示せ。

(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行して生じる波及効果と専門技術を踏まえた懸念事項への対応策を示せ。

(4)前問(1)〜(3)の業務遂行に当たり、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から必要となる要件・留意点を題意に即して述べよ。

【選択科目 II】

◆令和7年度原子力・放射線部門「原子炉システム・施設」試験問題

「全交流電源喪失」事象と福島第一原子力発電所事故後に強化された対策を軽水型原子炉で具体的に述べよ。

【直前模擬試験問題】

東電福島原発事故では、全電源喪失により炉心冷却機能が失われた結果、燃料が露出し、Zr被覆管と水蒸気の反応より発生した水素が爆発し格納容器損傷に至った。今後このような事故を防止するため、軽水炉で採用を考えられている水素発生抑制対策について、一例を挙げその内容を説明せよ。

◆令和6年度原子力・放射線部門「核燃料サイクル及び放射性廃棄物の処理・処分」試験問題

原子力発電所の運転に伴い増大する使用済燃料に対処するため、新たに金属キャスクを用いた中間貯蔵施設の建設を行うこととなった。あなたが、使用済燃料貯蔵 施設の設計・建設・運用を行う部署の技術責任者としてこの業務を進めるに当たり、以下の内容について記述せよ。なお、金属キャスクは、原子力発電所において使用済燃料を収納したのち、核燃料輸送物として使用済燃料貯蔵施設に事業所外運搬(海上・陸上)され、そのまま貯蔵施設として使用する前提とする。

(1)業務を進めるに当たり、調査、検討すべき事項とその内容について説明せよ。

(2)業務を進める手順を列挙して、それぞれの項目ごとに留意すべき点、工夫を要する点を述べよ。

(3)業務を効率的、効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。

【通信教育添削問題】

使用済燃料の貯蔵能力を確保するため、中間貯蔵施設又は原子力発電所敷地内における金属キャスク貯蔵が行われているが、今後の原子力発電所の再稼働の進展に伴い、貯蔵能力の拡大に向けた取り組みをさらに強化する必要がある。あなたは、使用済燃料貯蔵技術の利害得失を評価する業務を行う技術的責任者である。評価業務に当たって、以下の内容について記述せよ。

(1)業務を進めるに当たり調査、検討すべき事項とその内容について説明せよ。

(2)業務を進める手順を列挙して、それぞれの項目ごとに留意すべき点、工夫を要する点を述べよ。

(3)業務を効率的、効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。

【選択科目 III】

◆令和6年度原子力・放射線部門「原子炉システム・施設」試験問題

既存軽水炉プラントの寿命延長と令和7年6月に施行される改正法に基づく「高経年化した発電用原子炉に関する安全規制」への対応について、運転期間30年を超える軽水炉プラントを、40年を超えてさらに継続運転する準備を行う技術者として、以下の問いに答えよ。ここで言う準備は規制対応としての申請だけに限らず、プラント側の長期運転への対応を含めてよい。

(1)高経年化にかかる新しい安全規制のこれまでの規制制度との主要な変更点(制度、技術のいずれの観点も可)を挙げて、それらに対応するうえでの課題を2つ抽出し、その内容を示せ。

(2)前問(1)で挙げた課題の中から最も重要と考える課題を挙げて、これを最も重要とした理由を述べるとともに、2つ以上の課題解決策を示せ。

(3)前問(2)で示した課題解決策を講じても、新たに生じ得るリスクあるいは将来的な懸念事項を示し、それへの対策について示せ。

【直前模擬試験問題】

原子炉等規制法及び電気事業法の改正(2023年6月7日公布)により運転し得る期間が見直され、運転開始から60年を超えての運転の可能性が開かれた。これに対応できるよう、原子炉等規制法に「長期施設管理計画の認可制度」という仕組みも設けられた。この仕組みは、運転開始から30年経過以降、10年ごとに将来の原子炉の劣化を予測し、劣化が進んでも一定期間(最大10年間)、安全性の観点での規制基準に適合した状態を維持できるかを確認する仕組みである。劣化を予測・評価すべき項目が不足なく選ばれ、妥当な予測手法を用いて劣化が進んでも規制基準に適合した状態を維持できると確認されていれば、一定期間の運転をするために求められる最低限の安全性が確認されたものと考える。基準への適合を維持できると確認されれば、運転の継続が認められることになる。

このような状況を踏まえて、原子力分野の技術者として、以下の問いに答えよ。

(1)新たな「長期施設管理計画の認可制度」に応じて、運転開始から30年経過以降、10年ごとに認可を受ける場合、技術者としての立場で多面的な観点から3つ課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。

(2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、これを最も重要とした理由を述べよ。その課題に対する複数の解決策を、専門技術用語を交えて示せ。

(3)前問(2)で示した解決策に関連して新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。

受講者の声

一次試験、二次試験筆記、口頭試験と、それぞれの対策に一貫して新技術さんの講座にお世話になったおかげで全て一回で合格できました。ありがとうございました。

(2018年度第二次試験合格・U様)

本日の官報で、技術士試験第二次試験口頭試験に合格していました。報告申し上げますとともに御礼申し上げます。
まことにお世話になりました、ありがとうございました。

(2018年度第二次試験合格・K様)

解説付きの解答が載っている過去問、添削問題が役に立った。スクール参加はモチベーション維持に役立った。講師の方の説明や話の中で、ほとんど知らなかった技術士制度の何たるかについて学ぶことができた。

(2016年度第二次試験合格・Y様)


講師紹介
◆技術士を目指す方への一言メッセージ
講師写真
原子力・放射線部門講師:
山本 元 先生

「福島原発事故以来、山積する問題を広い経験技術と応用能力によって的確に解決できる技術士の存在は、ますます貴重ものになっています。また、医療、化学、農業等、各分野への放射線応用技術の進歩は目覚ましく、この中で公衆の安全と利益確保に責務を有する技術士は強く求められています。単なる知識確保だけでなく、日々の社会動向を見据え技術士としてどうすべきかを考えながら、受験勉強を進めてください。本講座受講者全員が技術士資格を取得されるよう、講師一同全力で支援いたします。」
全部門共通 一次試験
技術士第一次試験予想問題100 基礎科目−2025年度版
編著:TCI技術士第一次試験対策研究会
A4判・約100頁
定価:4,000円(税込)+送料
技術士第一次試験予想問題100 適性科目−2025年度版
編著:TCI技術士第一次試験対策研究会
A4判・約115頁
定価:4,000円(税込)+送料
罫線
技術士第一次試験基礎科目解答解説集−令和2年度・3年度・4年度・5年度
編著:TCI技術士第一次試験対策研究会
A4判・約165頁
定価:4,000円(税込)+送料
技術士第一次試験基礎科目解答解説集−平成28年度・29年度・30年度・令和元年度
編著:TCI技術士第一次試験対策研究会
A4判・約165頁
定価:4,000円(税込)+送料
罫線
技術士第一次試験適性科目解答解説集−令和2年度・3年度・4年度・5年度
編著:TCI技術士第一次試験対策研究会
A4判・約90頁
定価:4,000円(税込)+送料
技術士第一次試験適性科目解答解説集−平成28年度・29年度・30年度・令和元年度
編著:TCI技術士第一次試験対策研究会
A4判・約115頁
定価:4,000円(税込)+送料
罫線
全部門共通 二次試験
令和6年度技術士第二次試験実務経験証明書・口頭試問ペア実例集−10部門・32事例−
編著:TCI技術士第二次試験対策研究会
A4判・約125頁
定価:5,000円(税込)+送料
令和5年度技術士第二次試験実務経験証明書・口頭試問ペア実例集−13部門・48事例−
編著:TCI技術士第二次試験対策研究会
A4判・約190頁
定価:5,000円(税込)+送料
罫線
令和4年度技術士第二次試験実務経験証明書・口頭試問ペア実例集−13部門・40事例−
編著:TCI技術士第二次試験対策研究会
A4判・約145頁
定価:5,000円(税込)+送料
令和3年度技術士第二次試験実務経験証明書・口頭試問ペア実例集−11部門・42事例−
編著:TCI技術士第二次試験対策研究会
A4判・約160頁
定価:5,000円(税込)+送料
罫線
令和2年度技術士第二次試験実務経験証明書・口頭試問ペア実例集−15部門・39事例−
編著:TCI技術士第二次試験対策研究会
約155頁
定価:5,000円(税込)+送料
令和元年度技術士第二次試験実務経験証明書・口頭試問ペア実例集−13部門・50事例−
編著:TCI技術士第二次試験対策研究会
約175頁
定価:5,000円(税込)+送料
罫線
技術士二次試験論文対策参考書
編著者:高遠 健司
A4判・約110頁
定価:5,000円(税込)+送料
罫線
はじめて解く技術士第二次試験記述式問題プロセスチェックによる合格答案作成法
編著者:大和田義明
A4判・約120頁
定価 3,000円(税込)+送料
罫線
技術士第二次試験:事例で学ぶ!らくらくできる構造的コンピテンシー表現法
編著:TCI技術士第二次試験対策研究会
約65頁
定価:3,000円(税込)+送料
新・技術士試験に私はこうして合格した!−平成25年度技術士第二次試験合格体験記(14部門/40編)−
編著:TCI技術士第二次試験対策研究会
A4判・約120頁
定価:5,000円(税込)+送料
罫線
感激!私はこうして合格した!!技術士試験合格体験記−39事例公開−
編著:TCI技術士第二次試験対策研究会
A4判・約150頁
定価:5,000円(税込)+送料
罫線