2025年度技術士第一次試験適性科目一日特訓講座
−合格のための予想と模擬試験(解答解説付き)−(東京・動画配信(在宅))
【開催日】東京:2025/9/6(土) 動画配信(在宅):2025/9/16(火)配信開始予定
【動画配信】2025年度技術士第一次試験対策基礎科目特別指導講座−模擬試験問題と解答解説付き−
[2025年度(令和7年度)口頭試験対策]
Pickup!令和7年度技術士第二次試験口頭試験 完全合格直前対策講座 2日間コース
(東京・大阪・名古屋・福岡)
【開催日】東京:2025/11/22(土)〜11/23(日)
大阪:2025/11/23(日),11/24(月・休)または11/29(土)※2日目はオンライン
名古屋:2025/11/15(土),11/29(土)
福岡:2025/11/22(土),11/23(日)〜※2日目はオンライン
Pickup!令和7年度技術士第二次試験口頭試験 完全合格直前対策講座−シミュレーション公開講座(東京・大阪・名古屋・福岡)
【開催日】東京:2025/11/22(土) 大阪:2025/11/23(日) 名古屋:2025/11/15(土)
福岡:2025/11/22(土)
Pickup!令和7年度技術士第二次試験口頭試験 完全合格直前対策講座−マンツーマン個別指導講座(東京・名古屋・オンライン)
【開催日】東京:2025/11/23(日) 名古屋:2025/11/29(土)
オンライン:2025/11/23(日),11/24(月・休),11/29(土)
技術士対策講座の添削用模擬問題や、「直前公開模擬試験」での模擬問題と、ほぼ同内容の試験問題が出題されました。以下にその一例として、過去の試験問題を、模擬問題と比較して掲載いたします。当センターの模擬問題は、例年連続して試験問題と類似のものを出題しており、多くの受講者から「問題が的中しました!」と感謝の声をいただいております。
ぜひ皆様も、当センターの指導を受けてください!!
我が国の食料安全保障は、国内農業の持続的な発展や、農業の基盤である農村の振興を通じて、良質な食料が合理的な価格で安定的に供給され、かつ、国民1人1人がこれを入手できることを通じて確保されるべきものである。そのためには、「持続的な食料システム」の構築、「輸出の促進」等により海外からの稼ぐ力の強化、食料システムで環境への負荷の低減を図ることによる「環境との調和」等が必要である。
以上の基本的な考え方に関して以下の問いに答えよ。
(1)平時からの食料安全保障を実現するために必要な対策について、技術者としての立場から多面的な観点で、「持続的な食料システム」、「海外から稼ぐ力」、「環境負荷の低減」の3つの場面から課題を1つずつ抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。
(2)前問(1)で抽出した技術課題のうち最も重要と考える技術課題を1つ挙げ、その技術課題に対する複数の解決策を、農業部門の専門技術用語を交えて示せ。
(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。
(4)前問(1)〜(3)の業務遂行において必要な要件を、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から題意に即して述べよ。
我が国における食料の安定供給は、国内生産の増大を図ることを基本に、輸入及び備蓄を適切に組み合わせることで、その確保を図ることとしている。しかしながら、昨今、気候変動などによる世界的な食料生産の不安定化、世界的な食料需要の拡大に伴う調達競争の激化などに、ウクライナ情勢の緊迫化なども加わり、輸入する食品原材料や農業生産資材の価格高騰を招くとともに、産出国が偏り、食料以上に調達切替えが難しい化学肥料の輸出規制や、コロナ禍における国際物流の混乱などによる供給の不安定化も経験するなど、食料安全保障の強化が喫緊かつ最重要課題となっている。そこで、この食品原材料や生産資材について、過度な輸入依存度を低減していくため、小麦や大豆、飼料作物といった海外依存度の高い品目の生産拡大を推進するとともに、生産資材の国内代替転換を推進するなどの構造転換を進めていくことが重要である。
以上の基本的な考えに関して、以下の問いに答えよ。
(1)食料安全保障の強化を図るための必要な対策について、上述のような状況を踏まえ、技術者としての立場で多面的な観点から3つ課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。
(2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、専門技術用語を交えて示せ。
(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。
(4)前問(1)〜(3)の業務遂行において必要な要件を、技術者としての倫理、社会の持続可能性の観点から題意に即して述べよ。
我が国の畜産は、1戸当たりの飼養規模の拡大、担い手不足や就労者の高齢化という状況の下、解決策の1つとしてスマート畜産技術の導入が家族経営体でも進んでいる。自治体の職員として、家族経営の畜産農家からスマート畜産技術の導入について相談を受けた時の対応について、以下の問いに答えよ。
(1)スマート畜産技術導入に向けての調査、検討すべき事項とその内容について説明せよ。
(2)業務を進める手順を列挙して、それぞれの項目ごとに留意すべき点、工夫を要する 点を述べよ。
(3)業務を効率的、効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。
広大な牧草地で負担が大きい牛の放牧や草地管理に、ドローン等を活用したスマート農業の事業を計画することとなった。この事業の担当責任者として業務を進めるに当たり、下記の内容について記述せよ。
(1)調査、検討すべき事項とその内容について説明せよ。
(2)業務を進める手順を列挙して、それぞれの項目ごとに留意すべき点、工夫を要する点を述べよ。
(3)業務を効率的、効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。
土地改良施設の耐震設計において用いられる地震動レベルと施設の重要度区分について述べよ。さらにそれらを踏まえた施設の保持すべき耐震性能の基本的な考え方について述べよ。
既存の土地改良施設を耐震診断する目的と、基本的な手順を説明せよ。また、耐震診断で用いる代表的な計算手法を1つ挙げ、その概要について説明せよ。
鳥獣被害の実態を踏まえ、鳥獣被害対策の3つの柱について述べよ。
近年、シカ、イノシシ、クマ等の鳥獣被害が深刻である。鳥獣被害対策の3つの概要を説明し、捕獲対策と期待できる効果について簡潔に述べよ。
農業が抱える高齢化や担い手不足などの課題を解決するとともに、環境負荷を軽減し、持続的で安定した生産基盤を構築することなどを目的に、「みどりの食料システム戦略」が2021年5月に策定された。本戦略では、調達、生産、加工・流通、消費のサプライチェーンの各段階の取組とカーボンニュートラル等の環境負荷軽減のイノベーションを推進するため、2050年の達成目標を定め、取組を行っている。
(1)「みどりの食料システム戦略」における生産段階での環境保全・環境負担軽減について、多面的な観点から、あなたの選択科目に関わる技術課題を3つ抽出し、観点を明記したうえで、それぞれの技術課題の内容を示せ。
(2)前問(1)で抽出した技術課題のうち最も重要と考える技術課題を1つ挙げ、その技術課題に対する複数の解決策を、専門技術用語を交えて示せ。
(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。
「みどりの食料システム戦略」では、環境負荷の低減を図りながら、食料、農林水産業の生産性の向上を目指している。経済性や生産性を落とすことなく、環境負荷を低減させていく、持続可能な農業生産への転換が重要となってきている。このような状況を踏まえ、下記の問いに答えよ。
(1)持続可能な農業生産を進めるに当たり、技術者の立場で多面的な観点から課題を3つ抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、その課題の内容を示せ。
(2)抽出した課題のうち、最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示し、具体的に説明せよ。
(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても発生しうるリスクとそれに対する対応策について専門技術を踏まえ述べよ。
農業生産基盤の整備に当たっては、環境への負荷の低減、影響の回避・最小化など農村地域で形成されている環境との調和に配慮して行うことが重要である。また近年は、食料の供給の各段階において、温室効果ガスの排出削減など環境への負荷の低減が求められる社会情勢となっている。このような状況を踏まえて、以下の問いに答えよ。
(1)農地や農業水利施設の整備や保全管理の取組を、環境との調和に配慮しながら進めるに当たり、多面的な観点から、あなたの選択科目に関わる技術課題を3つ抽出し、観点を明記したうえで、それぞれの技術課題の内容を示せ。
(2)前問(1)で抽出した技術課題のうち最も重要と考える技術課題を1つ挙げ、その技術課題に対する複数の解決策を、専門技術用語を交えて示せ。
(3)前問(2)で示した解決策に関連して新たに浮かび上がってくる将来的な懸念事項とそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。
持続可能な食料システムの構築に向けて、農林水産省は「みどり食料システム戦略」を策定し、中長期的な視点から、調達、生産、加工、流通、消費の各段階の取り組みとカーボンニュートラル等の環境負荷低減のイノベーションが推進されている。そのうち、農業農村工学の分野では“資材・エネルギー調達における脱輸入・脱炭素化・環境負荷軽減の推進”“イノベーション等による持続可能な生産体制の構築”“持続可能な農山漁村の創造”に関する取り組みが行われてきている。このような状況を考慮して、以下の問いに答えよ。
(1)食料システムを支える持続可能な農村を創造するに当たり、農業農村工学の技術者としての立場で多面的な観点から3つの課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。
(2)前問(1)で抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、専門技術用語を交えて示せ。
(3)前問(2)で示したすべての解決策を実行しても生じる新たなリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。
農業部門のN先生から、「手書き練習の繰り返しの大切さ」を何度も伺った。それを忠実に実践した。そのため、論文記述(特にU)は、短い時間ながらも、安心して取り組むことができた。
(2018年度第二次試験合格・K様)
農業部門を受講したKです。平成28年度技術士二次試験の合格証が本日届きました。
合格してからが、むしろスタートであるということを忘れずに継続研鑽をしていきたいと思います。
今後、自己研鑽で再びお世話になるかもしれませんが、その時はどうぞよろしくお願い致します。
(2016年度第二次試験合格・K様)
専門科目「農業部門」について御社のメール速習は大変効果的でした。過去問のみでは不安があったのでこれを受講することで自信になりました。すべてオリジナル問題で難易度も本番より少し高かったです。おかげて本試験はかなり易しく思えました。
(2016年度第二次試験合格・I様)