●講 師:小久保 優 氏
小久保都市計画事務所 所長
技術士(建設部門,環境部門,総合技術監理部門)
プロフィール
技術士 建設/環境/総合技術監理 APEC Engineer(Civil/Structural)IntPE(Jp)
労働安全コンサルタント 環境カウンセラー EBRD SIA JABEE審査員
ロシア黄金橋・アムール湾横断橋の計画・設計・施工の技術指導,韓国食品クラスター調査,
インドネシアIABEE設立,日中技術テクノロジー会議等の参加等,国内外の技術指導・経営指導を行う。
建設,経営等の専門書執筆に従事。
●受講料:25,000円(消費税込)(テキスト代を含みます。)
録音・録画・撮影はご遠慮下さい。
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受講のおすすめ
近年,世界各地で巨大台風や洪水,豪雨による土石流,大規模な山火事などの自然災害が頻発し,甚大な被害をもたらしています。その主たる原因が地球温暖化による気候変動とされています。技術士の第二次試験でも,持続的な成長のためには気候変動への対応を経営戦略に織り込む必要があり,産業界,金融界からは環境関連の情報開示が求められるようになっています。
2020年10月,「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」(通称「グリーン成長戦略」)が策定されました。これは,脱炭素化を成長の制約ではなく,成長の機会としていこうというものです。わが国のグリーン成長戦略では,特に温室効果ガス削減に努めてほしい14種類の産業に対する具体的な実行計画が策定され,14種類の産業は「エネルギー関連産業・輸送」「製造関連産業・家庭」「オフィス関連」の大きく3つに分けられます。また,2021年10月には,「地球温暖化対策計画」が閣議決定されました。2030年度の新たな目標達成のための対策や施策,実現への道筋を記述しています。さらに,地方創生に資する脱炭素に国全体で取り組むために,2021年6月,環境省が「地域脱炭素ロードマップ(行程表)」を作成しました。
このような視点から,令和7年度の技術士第二次試験の出題を,カーボンニュートラルの観点から解説します。
是非ご受講下さい。
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