全部門の必須科目問題I,選択科目問題IIIの解答能力を大幅アップ!!

技術士第二次試験合格のための
「科学技術・イノベーション白書」の読み方
(東京・オンライン)

令和6年度の「科学技術・イノベーション白書」を読み込み,日本国における社会問題を解決する施策(解決策)についての理解を深めていただくとともに,解決策から「社会問題」および「課題設定」「技術者倫理として必要な事項」「社会の持続性を確保する方法」を見出す方法を解説します。 全部門対象です!!

セミナー概要

●講師:野村 和哉

  技術士(情報工学部門/経営工学部門/総合技術監理部門),ITコーディネータ

プロフィール

1986年より,大手電機メーカにて,衛星搭載装置開発,衛星管制ネットワーク構築/運用を担う。
その経験を活かし,2001年より業務プロセス改革のコンサルティングに従事。
財務報告に係る「内部統制報告制度(J-SOX)」に対応するための業務改革や,素形材工場の生産プロセス,食品加工工場の加工プロセス,倉庫・物流プロセスなど,官民組織における業務プロセス改革を支援してきた。直近ではSDGsをテーマとした改革も増えてきており,科学的手法(データドリブンな意思決定)を行う業務プロセスへの改革を得意としている。

主な資格:技術士(情報工学部門/経営工学部門/総合技術監理部門),ITコーディネータ
著書:「PMツールの実践的活用法 さまざまな課題に挑戦するPMたち」(PMI日本支部・共著)

●受講料:25,000円(消費税込)(テキスト代を含みます。)

録音・録画・撮影はご遠慮下さい。

セミナー日程

◆東京会場・オンラインが選択できます!◆

東京会場

[日時/会場] 
2025年3月15日(土)9:30〜12:30
特別集中講座

機械振興会館・研修室東京都港区芝公園3-5-8
TEL 03(3434)8211
(申し込み後、地図を送付いたします) →会場地図

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オンライン

[日時/会場] 
2025年3月29日(土)9:30〜12:30
特別集中講座

オンライン講座
自宅・職場 全国どこからでも参加できます。

申し込む

 

受講のおすすめ

技術士2次試験では,現代社会が抱えている様々な問題や社会的なニーズや技術の進歩に伴うエンジニアリング問題に対して,問題解決と,それに至る課題設定の能力が求められています。この能力を訓練することが,2次試験対策としては重要です。

一方,「科学技術・イノベーション白書」は,科学技術・イノベーション基本法に基づき,政府が科学技術・イノベーション創出の振興に関して講じた施策を報告するもの。」と説明されています。政府が「現代社会が抱えている問題」を解決するための解決策として科学技術・イノベーション創出の振興を行っており,その施策内容や具体的な成果について報告している白書となります。

令和6年度版「科学技術・イノベーション白書」では,AIが取り上げられています。ここ数年AIの発展は凄まじく,多くの部門で解決策とされているかと思います。DX,SXを問う出題の多くでAIが解決策となりうることが,みなさんも過去問題を読まれるとわかるでしょう。本白書では,解決策に必要となるAIなどの基盤技術の動向だけでなく,解決事例の紹介が行われています。本白書では解決策は書かれていますが,その大本となった社会問題や課題は明記されていません。それらは暗黙の了解事項として施策が書かれているのです。しかし技術士2次試験では,「問題点の週出,課題設定,解決策を見出す」ことが求められています。ということは,本白書を用いて「解決策から社会問題や課題を見出すこと」を訓練することが試験対策として有効であることがお分かりになるかと思います。

本セミナーでは,令和6年度の「科学技術・イノベーション白書」を読み込み,日本国における社会問題を解決する施策(解決策)についての理解を深めていただくとともに,解決策から「社会問題」および「課題設定」「技術者倫理として必要な事項」「社会の持続性を確保する方法」を見出す方法を解説します。また,ワークショップにより知識の定着を図ります。

このセミナーは,必須問題Iまたは選択問題IIIを解く能力を延ばしたい方に,ご参加いただきたい講座です。

セミナープログラム

1.「科学技術・イノベーション白書」の読み方
1.1 「科学技術・イノベーション白書」の概要
1.2 技術士2次試験から見た「科学技術・イノベーション白書」の位置づけ
1.3 技術士2次試験受験者の立場での「科学技術・イノベーション白書」の読み方
2.「科学技術・イノベーション白書」を読むための技術士試験構成の再確認
2.1 社会問題の抽出
2.2 課題設定
2.3 解決策の提案
2.4 技術者倫理
2.5 社会の持続性
3.「科学技術・イノベーション白書」の解説
3.1 新時代を迎えたAIと最新のAI関連研究
3.2 AIの社会へのインパクト
3.3 科学技術イノベーション基本計画
3.4 Society5.0の実現に向けた国家施策
3.5 持続可能でレジリエントな社会への改革事例
3.6 知のフロンティア開拓事例
4.「科学技術・イノベーション白書」からの問題点などを見出す方法
4.1 解決策からひも解く社会問題と課題
4.2 テンプレートを使って問題〜課題〜解決策〜技術者倫理/社会の持続性を整理
4.3 整理結果を用いて想定問題を作問
5.自分の部門・選択科目で出題を想定するワークショップ
5.1 自分の部門で考える(必須問題I対策)
5.2 自分の選択科目で考える(選択問題III対策)
◎ 質疑応答