カーボンニュートラル問題にどう対処するか!!

技術士第二次試験の頻出テーマ
「カーボンニュートラル・脱炭素社会」の合格論文作成法
(東京・オンライン)

多くの技術部門で出題頻度が高いテーマ「カーボンニュートラル・脱炭素社会」に焦点を当て、実現に向けた技術動向と「グリーン成長戦略」「地球温暖化対策計画」「地域脱炭素ロードマップ」をベースに合格点をクリアする論文の書き方を指導します。
令和6年度技術士第二次試験の合格をめざす全ての技術部門の方が対象です。

セミナー概要

●講 師:小久保 優

小久保都市計画事務所 所長
技術士(建設部門,環境部門,総合技術監理部門)

プロフィール

技術士 建設/環境/総合技術監理 APEC Engineer(Civil/Structural)IntPE(Jp)
労働安全コンサルタント 環境カウンセラー EBRD SIA JABEE審査員
ロシア黄金橋・アムール湾横断橋の計画・設計・施工の技術指導,韓国食品クラスター調査,
インドネシアIABEE設立,日中技術テクノロジー会議等の参加等,国内外の技術指導・経営指導を行う。
建設,経営等の専門書執筆に従事。

●受講料:25,000円(消費税込)(テキスト代を含みます。)

録音・録画・撮影はご遠慮下さい。

セミナー日程

◆東京会場・オンラインが選択できます!◆

東京会場

[日時/会場] 
2024年6月16日(日)13:30〜16:30
特別集中講座

機械振興会館・研修室東京都港区芝公園3-5-8
TEL 03(3434)8211
(申し込み後、地図を送付いたします) →会場地図

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オンライン

[日時/会場] 
2024年6月22日(土)13:30〜16:30
特別集中講座

オンライン講座
自宅・職場 全国どこからでも参加できます。

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受講のおすすめ

近年,世界各地で巨大台風や洪水,豪雨による土石流,大規模な山火事などの自然災害が頻発し,甚大な被害をもたらしています。その主たる原因が地球温暖化による気候変動とされています。技術士の第二次試験でも,持続的な成長のためには気候変動への対応を経営戦略に織り込む必要があり,産業界,金融界からは環境関連の情報開示が求められるようになっています。

2020年10月,「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」(通称「グリーン成長戦略」)が策定されました。これは,脱炭素化を成長の制約ではなく,成長の機会としていこうというものです。わが国のグリーン成長戦略では,特に温室効果ガス削減に努めてほしい14種類の産業に対する具体的な実行計画が策定され,14種類の産業は「エネルギー関連産業・輸送」「製造関連産業・家庭」「オフィス関連」の大きく3つに分けられます。また,2021年10月には,「地球温暖化対策計画」が閣議決定されました。2030年度の新たな目標達成のための対策や施策,実現への道筋を記述しています。さらに,地方創生に資する脱炭素に国全体で取り組むために,2021年6月,環境省が「地域脱炭素ロードマップ(行程表)」を作成しました。

このような視点から,令和6年度の技術士第二次試験の出題を,カーボンニュートラルの観点から解説します。
是非ご受講下さい。

セミナープログラム

1.なぜ,技術士第二次試験にカーボンニュートラルの問題が出題されるのか
(1)気候変動対策の推移
(2)グローバル経済の潮流 進むルールづくり
(3)どうやって脱酸素化につなげるか
(4)脱炭素化の基本的考え方 Scope1/2
(5)〔SBT〕サプライチェーン全体の排出量抑制 Scope3
(6)サプライチェーン全体での取組【15のカテゴリー分類 Scope3】
(7)〔RE100〕100%,再エネで調達
(8)企業が脱炭素経営に取り組むべき理由
(9)グリーン成長戦略とは
(10)地球温暖化対策計画とは
2.技術士第二次試験では,どのような解答を書くべきか
(1)建設部門を例に必須科目のカーボンニュートラルの問題の要点
(2)必須科目はカーボンニュートラルの問題ではなく,「技術部門」の全体の問題が出題される
(3)必須科目の設問構造の分析結果から分かる出題意図
(4)必須科目では,カーボンニュートラルの問題は付与条件で出題される
(5)必須科目で出題されるカーボンニュートラルの問題をコンピテンシーで分析すると
(6)必須科目の基本構想(カーボンニュートラルの出題内容と採点内容)
(7)必須科目の論文作成のポイント
3.建設部門を例に選択科目のカーボンニュートラルの問題の主要ポイント
(1)建設部門を例に問題IIIのカーボンニュートラルの問題を解く
(2)問題IIIはカーボンニュートラルの問題の専門的な問題が出題される
(3)問題IIIの設問構造の分析結果から分かる出題意図
(4)問題IIIで出題されるカーボンニュートラルの問題をコンピテンシーで分析すると
(5)問題IIIの基本構想(カーボンニュートラルの出題内容と採点内容)
(6)問題IIIの論文作成のポイント
◎ 質疑応答