●講師:小久保 優 氏
技術士:建設部門,環境部門,総合技術監理部門プロフィール
技術士 建設/環境/総合技術監理 APEC Engineer(Civil/Structural)IntPE(Jp)
労働安全コンサルタント 環境カウンセラー EBRD SIA JABEE審査員
ロシア黄金橋・アムール湾横断橋の計画・設計・施工の技術指導,韓国食品クラスター調査,
インドネシアIABEE設立,日中技術テクノロジー会議等の参加等,国内外の技術指導・経営指導を行う。
建設,経営等の専門書執筆に従事。
●受講料:25,000円(消費税込) ※テキスト代含みます。
昼食は各自おとり下さい。
録音・録画・撮影はご遠慮下さい。
●日 時:2024年4月7日(日)10:00〜16:00
1日集中講座
●会 場:機械振興会館・研修室
東京都港区芝公園3-5-8
TEL 03(3434)8211
地下鉄日比谷線神谷町下車徒歩5分
(受講券に地図を添付いたします)→会場地図
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受講のおすすめ
現在,(社)日本技術士会では,科学技術の国際化の向上のため技術者のグローバル化を進め,2000年に国際エンジニアリング連合(IEA)の枠組みに加入しました。日本各地でも行政の技術者の国際的通用性の確保が非常に重要となってきました。
したがって,技術士第二次試験でも国際的な視点から,専門技術の深い専門性と応用能力や課題解決能力,課題解決遂行能力を問う,Professional Competencies(専門職としての知識・能力)を確認する試験へと変貌を遂げようとしています。
したがって,国際的に通用する技術者,公務員技術士の養成は,(社)日本技術士会での喫緊の課題と言えます。公務員技術士は,市民の知る権利に対して行政の説明責任を果たさねばなりません。
本講座は,Professional Competenciesの考え方から,今までの技術士講座の実績と各種の技術情報を正確に伝える講座として準備した,公務員技術者を対象とした講座です。
Professional Competencies(専門職としての知識・能力)の内容は,技術士筆記試験ならず,口頭試験では,その適合性が問われます。しっかりとした情報を把握して技術士試験の準備をして挑む必要があります。
是非,ご受講下さい。
第1部 午前セミナー(日本技術士会が進める公務員技術士) 1.公務員に何故技術士資格が必要か 1-1 公務員技術士は,発注者責任を守る役割 1-2 公務員技術士に必要なリスクコミュニケーションが実施できる高等な応用能力保持技術者 1-3 「技術士ビジョン21(平成17年5月)」における公務員技術士の役割 1-4 「技術士ビジョン21(平成17年5月)」における行政の教育・研究者としての技術士の役割 (参考) 2.公務員技術士が果たすべき役割とは 2-1 公務員技術士に必要な段階責任とは 2-2 安全・安心な社会生活の提供―リスクマネジメント(リスク管理)とは― 2-3 危機管理との違いとは 2-4 リスクマネジメントが必要とされる背景 2-5 事業執行プロセスに必要なリスクコミュニケーションとは 2-6 公務員技術士のリスクコミュニケーションとは 2-7 リスクマネジメントを担う組織内技術リーダーの存在意義とは 3.公務員技術士のキャリアと法との補完関係 3-1 地元への説明責任(パターナリズムからインフォームドコンセントへ) 3-2 市民の知る権利と行政の説明責任 4.公務員が技術士資格取得のメリット 4-1 退職後の資格の有効活用 4-2 公務員に求められる能力を有効活用する 5.公務員技術者は技術士試験に何故合格しないのか 第2部 午後セミナー(公務員のための技術士第二次試験受験申込書の書き方と合格対策) 1.公務員の技術士第二次試験の受験申込書の内容と対策 1-1 公務員の受験申込書と業務経歴票の書き方 1-2 公務員の技術士に「ふさわしい業務経歴」とコンピテンシーとの関係 1-3 受験申込書と口頭試験の内容と配点との関係 2.筆記試験対策 2-1 必須科目の内容と対策 必須科目の問題構成 必須科目は解答の仕方 公務員が作成する必須科目論文 2-2 選択科目の内容と対策 選択科目の問題構成 選択科目は解答の仕方 公務員が作成する選択科目論文 3.口頭試験対策 公務員に質問される内容 ◎ 質疑応答 |