●受講料:18,000円(消費税込・テキスト代含む)
●講 師:小久保 優 氏
技術士:建設部門,環境部門,総合技術監理部門
プロフィール
技術士 建設/環境/総合技術監理 APEC Engineer(Civil/Structural)IntPE(Jp)
労働安全コンサルタント 環境カウンセラー EBRD SIA JABEE審査員
ロシア黄金橋・アムール湾横断橋の計画・設計・施工の技術指導,韓国食品クラスター調査,
インドネシアIABEE設立,日中技術テクノロジー会議等の参加等,国内外の技術指導・経営指導を行う。
建設,経営等の専門書執筆に従事。
●日 時:2021年4月4日(日) 14:00〜16:00
●会 場:オンライン講座 オンラインで全国どこからでも受講できます。
録音・録画はご遠慮下さい。
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受講のおすすめ
本講座は,技術系公務員の方々を対象に,早く確実に技術士試験に合格して,公務員技術士となるための入門講座です。わかりやすい講義で,公務員ならではの実務経験を活かして合格するポイントと要領を指導いたします。
公務員技術士の果たすべき役割は,国民が健康で安心して社会生活を営めるように公共・公益事業の品質と安全の確保に努めることです。また,あらゆる事業を遂行するにあたって,意思決定のプロセスや評価基準などを国民に十分に説明する責務もあります。このように,高度な専門技術能力と技術者倫理を併せ持つ公務員技術士は,技術者のリーダーとして重要な役割を担っています。しかし,多数の技術系公務員のなかでも技術士の有資格者はまだ少ないのが現状で,今後はさらなる増加が必要とされています。
技術士資格を取得すると,責任ある立場を担うことができる上に,多くのメリットが獲得できます。公務員技術士としてはもちろんのこと,退職後に技術士資格を有効活用することも可能になります。本講座では,有効活用の参考事例も公開いたします。
国・地方公共団体などの行政機関,および独立行政法人などに在籍する技術職の方は,この機会にぜひご受講いただき,効率的に技術士試験に合格され,社会に貢献する技術士として幅広くご活躍ください。オンラインでエッセンスを講義します。
1.公務員に,何故技術士資格が必要か 1-1 公務員技術士は,発注者責任を守る役割 1-2 公務員技術者に必要なリスクコミュニケーションが実施できる高等な応用能力保持技術者 1-3 「技術士ビジョン21(平成17年5月)」における公務員技術士の役割 1-4 「技術士ビジョン21(平成17年5月)」における行政の教育・研究者としての技術士の役割 (参考) 2.公務員技術士が果たすべき役割とは 2-1 公務員技術士に必要な段階責任とは 2-2 安全・安心な社会生活の提供:リスクマネジメント(リスク管理)とは 2-3 危機管理との違いは? 2-4 リスクマネジメントが必要とされる背景 2-5 事業執行プロセスに必要なリスクコミュニケーションとは 2-6 公務員技術士のリスクコミュニケーションとは 2-7 リスクマネジメントを担う組織内技術リーダーの存在意義とは 3.公務員技術士のキャリアと法との補完関係 3-1 地元への説明責任(パターナリズムからインフォームドコンセントへ) 3-2 市民の知る権利と行政の説明責任 4.公務員が技術士資格取得のメリット 4-1 退職後の資格の有効活用 4-2 公務員に求められる能力を有効活用する 4-3 公務員技術者は技術士試験に何故合格しないのか 5.合格論文の書き方と口頭試験の答え方 ◎ 質疑応答 |