●講師:井上 里志 氏
技術士:衛生工学部門プロフィール
1975年3月 早稲田大学理工学部機械工学科 卒業
1977年3月 早稲田大学大学院理工学研究科機械工学 修了
2008年3月 工学博士(早稲田大学:機械工学)学位取得
1977年4月 株式会社IHI入社 環境事業部 環境設計部配属
1987年4月 環境事業部 設計課長
2001年4月 環境事業部 部長(最終職位)
2008年9月 退職
2008年10月 国立大学法人千葉大学入社 教授
2018年3月 国立大学法人千葉大学退職
●受講料:25,000円(消費税込)(テキスト代含む。昼食は各自おとり下さい。)
録音・録画・撮影はご遠慮下さい。
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受講のおすすめ
令和元年度(2019年度)技術士第二次試験の内容が大きく変わりました。
目的はコンピテンシー(資質能力)審査の徹底です。このため,二次筆記試験の出題内容(傾向)が,以上のように大幅に改正されました。
総合技術監理部門を除く全20部門が,必須科目I,選択科目II−2,選択科目IIIについて,ほとんど同じ問いかけパターンになっています。更にどのコンピテンシーが評価されるかまで公開されました。
この内容は「修習技術者のための修習ガイドブック−第3版−(平成27年1月 公益社団法人日本技術士会刊行)」にリンクしており,各解答の方向性を示しています。
本講座では,令和4年度の問題に即して,ガイドブックのどの項目が対応するかを具体的に解説し,令和5年度の予想される問題をどのように解答するかを具体的に指導いたします。
この講座を受講し,理解しておくと,受験勉強のやり方や解答の書き方がわかり,頭の中のモヤモヤが解消され,効果的な時間活用で合格することが可能です。
令和5年度受験される方や,企業内での指導者の方には喜ばしい指針となる講座です。
是非ご受講下さい。
また,企業内講習会のご要望にも応じることができます。当社事務局にご相談下さい。
1.新しい二次筆記試験の出題傾向について 令和4年度の技術士第二次筆記試験は,総合技術監理を除く20部門で,概ね, 以下のように類似の設問になっています。 必須科目 I(総合技術監理を除く全部門) (1)技術者の立場で、多面的な観点から複数の課題を抽出し、その内容を観点とともに示せ。 (2)抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。 (3)上記すべての解決策を実行した上で生じる波及効果と、新たな懸念事項への対応策を示せ。 (4)上記事項を業務として遂行するに当たり、技術者としての倫理、社会の持続(可能)性の観点 から必要となる要件・留意点を述べよ。 選択科目 II−2(総合技術監理を除く全部門) (1)担当責任者として,調査,検討すべき事項とその内容について説明せよ。 (2)業務を進める手順について,留意すべき点,工夫を要する点を含めて述べよ。 (3)業務を効率的,効果的に進めるための関係者との調整方策について述べよ。 選択科目 III(総合技術監理を除く全部門) (1)技術者の立場で,多面的な観点から課題を抽出し,分析せよ。 (2)最も重要な課題に対する複数の解決策を示せ。 (3)解決策に共通して新たに生じうるリスクとそれへの対策について専門技術を踏まえた考えを 示せ。 2.修習ガイドブック概要説明 (1)構成内容 (2)一番重要な第3章「修習技術者に求められる資質・能力」 (3)試験に出題される重要ポイント 3.二次試験解答作成のためのガイドブック活用法 A 必須科目I (1)の質問の修習ガイドブックの関連項目…「3.1 専門技術能力」「3.2 問題分析」 (2)の質問の修習ガイドブックの関連項目…「3.2.2 解決策のデザイン及び開発」「3.2.3 評価」 (3)の質問の修習ガイドブックの関連項目…「3.2.4 技術のマネジメント」「3.2.3 評価」 (4)の質問の修習ガイドブックの関連項目…「3.3 行動原則」 B 選択科目II−1 質問の修習ガイドブックの関連項目…「3.1 専門技術能力」 C 選択科目II−2 (1)の質問の修習ガイドブックの関連項目…「3.1 専門技術能力」「3.2 問題分析」 (2)の質問の修習ガイドブックの関連項目…「3.2.4 技術のマネジメント」 「JIS Z 8141-1215 財・サービスの生産に関する 管理活動」 (3)の質問の修習ガイドブックの関連項目…「3.2.5 コミュニケーション」 「3.2.6 リーダーシップ」 D 選択科目III (1)の質問の修習ガイドブックの関連項目…「3.1 専門技術能力」「3.2.1 問題分析」 (2)の質問の修習ガイドブックの関連項目…「3.2.2 解決策のデザイン及び開発」「3.2.3 評価」 4.令和5年度(2023年度)問題の予想と注意点 ◎ 質疑応答 |