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はじめて解く技術士第二次試験記述式問題
プロセスチェックによる合格答案作成法
新制度2020年度版


   

表紙

編著者:大和田義明
    技術士(機械部門,総合技術監理部門)

A4判・約80頁
定価:3,000円(税込)+送料

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●本書の内容と特長

技術士第二次・筆記試験(総合技術監理部門を除く)は、 2019年度から改正され「必須科目I」が「選択科目IIとIII」共に記述式になりました。
すべての答案は、新規に「コンピテンシー」基準で評価・採点される、と文部科学省から公表されました。これは、従来の論述方法では、試験に合格することが難しい、ということです。
そこで、新制度試験の第1回目が実施され、試験内容の全貌が明らかになりましたので、例題文と解答例を含めて全面的に改訂を行いました。
本書の編さん目的は、次のような疑問や質問に応えるものです。
(@)技術士第二次・筆記試験を受験したいが、これまでに技術的な論文を全く
書いた経験がないので、何から始めたらよいでしょうか?
(A)「キーワード(以下、KW)」って、よく分かりませんが何でしょうか?
(B)「コンピテンシー」とかで答案が採点評価されると聞いていますが、
答案をどのように書けばよいのでしょうか?特別な勉強が必要ですか?
(C)「必須科目I」の「部門全般に関わる基礎的なエンジニアリング問題」って、
どのような出題で、またどう書けばよいのですか?
(D)「必須科目I」、「選択科目IIとIII」の解答設問(以下、設問)にて、それぞれ「専門知識と応用能力」とか、「問題解決能力と課題遂行能力」って問われているけれど、実際にはどのように書けばよいでしょうか?
これらを踏まえて、本編では今までに記述式答案を全く書いた経験がない人を対象に、ゼロからの答案の作成方法について述べます。
技術士試験の各部門では、それぞれの分野での独特な表現や出題傾向などがあります。紙面に全てを網羅する余裕がありませんので、包括的な視点で答案作成上の要領を、懇切丁寧にまとめたつもりです。
第1章では、技術士第二次・筆記試験で問われる概要について、「答案で解答すべきポイント」と「日頃から準備しておく項目」、および「表現の工夫方法」について、KWとの関わりに触れます。
第2章では、KWを使用した箇条書きの語句や文節を作る練習から始めて、24文字×6行の小論文に発展させる練習方法を説明します。
第3章では、KWについて、説明、簡単な作り方、見える化で整理整頓、のそれぞれを事例と共に説明します。
第4章では、次の4種類の項目を述べます。
(1)選択科目1枚答案:KWを使用した箇条書きからの答案作成例、答案作成例と改善例の計2例。(2)選択科目2枚答案:KWからの章立て作成例、答案作成例と改善例、の計2例。(3)選択科目3枚答案:KWからの章立て作成と答案作成例、および答案作成例と改善例。(4)必須科目3枚答案:KWからの章立て作成と答案作成例、の計2例。
第5章では、合格答案作成のポイントを18項目で説明します。
本編での説明文では「です、ます」調にて述べていますが、科学や技術の論文では「である」調で述べることが基本です。技術士第二次・筆記試験においても「である」調で述べます。
特に精読して戴きたい箇所にを付記しました。さらに巻末には、練習用として、経験業務棚卸・表、特性要因図、TREE図、および答案の練習用紙を添付しました。練習の際には、是非コピーして活用してください。
受験者の皆さまには、是非本編を参考にして戴き、積極的に答案の作成練習をして頂きたいと思います。こつこつと練習回数を積み重ねることにより、答案の作成能力が向上し筆記試験の突破につながります。最後まで諦めずに努力して頂きたい、と願うものです。

2019年9月
大和田義明


●目次

はじめに
第1章 技術士第二次・必須/選択科目の内容
1.1 答案作成で解答すべきポイント
  (1)新試験制度における第二次試験概要
  (2)コンピテンシー(技術士に求められる資質能力)とは
  (3)解答のポイントと日頃の準備項目
1.2 表現の工夫方法
  (1)必須科目I
  (2)選択科目IIー1
  (3)選択科目II-2
  (4)選択科目III
第2章 かんたんな技術的文章をつくってみよう!
2.1 問題文の例
2.2 文章のつくり方
  (1)問題文と設問に関連する技術情報の調査
  (2)キーワード(KW)の抽出
  (3)あなたから周囲の人への情報発信を想定
  (4)KWを使用した箇条書き説明
  (5)KWを使用して短い文章を1本作成
  (6)KWを使用して短い文章を複数本作成
  (7)複数本の文章間に連続性をもたせる
  (8)論旨に一貫性をもたせる
  (9)添削を活用してさらに完成度を向上させる
第3章 KW集のかんたんなつくり方
3.1 省庁の白書を利用する
3.2 学協会誌文献・技術図書等を利用する
3.3 業界新聞・資格等の活動概要を参考にする
3.4 KWを見える化で整理整頓
  (1)概要
  (2)手法
第4章 答案を作成する方法
4.1 選択科目II−1(答案1枚)
 4.1.1 答案作成上の留意事項と手順
 4.1.2 選択科目II−1答案の作成例
  (1)例題と答案作成手順
  (2)答案作成例 PART-1と主な改善指摘事項
  (3)答案作成例 PART-2(PART-1の改善例)
4.2 選択科目II−2(答案2枚・3設問)
 4.2.1 答案作成上の留意事項と手順
 4.2.2 選択科目II−2答案の作成例
  (1)例題と答案作成手順
  (2)答案作成例 PART-1と主な改善指摘事項
  (3)答案作成例 PART-2(PART-1の改善例)
4.3 選択科目III(答案3枚・3設問型)
 4.3.1 答案作成上の留意事項と手順
 4.3.2 選択科目III答案の作成例
  (1)例題と答案作成手順
  (2)答案作成例 PART-1と主な改善指摘事項
  (3)答案作成例 PART-2(PART-1の改善例)
4.4 必須科目I(答案3枚・4設問型)
 4.4.1 答案作成上の留意事項と手順
 4.4.2 必須科目I答案の作成例
  (1)答案作成例1(答案3枚・4設問型)
  (2)答案作成例2(答案3枚・4設問型)
  (3)答案作成上の留意事項
第5章 まとめ(合格答案作成18か条)
引用文献
参考文献

●付録

付録-1 経験業務棚卸練習用紙
付録-2 特性要因図練習用紙
付録-3 TREE図練習用紙
付録-4 答案練習用紙(I)
付録-5 答案練習用紙(II)
付録-6 答案練習用紙(III)
   
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