前のページへ戻るホームへ戻るテクノビジョダイジェスト
 
2015.11【特集記事】

エンジニアの最高国家資格 技術士合格への道


第6章 技術士への最短コース!「技術士試験対策講座」
〜全講座の特長丸わかり〜


 

6−1.技術士試験合格のための必須講座

株式会社新技術開発センターが主催する技術士試験対策講座は、開講以来40年を越え、累計合格者数は我が国最大を誇る伝統と実績ある講座です。
技術士試験のここ数年の全国受験者合格率は、第一次試験では全部門平均約40%、第二次試験では全部門平均約15%前後ですが、当センターの受講者の合格率は非常に高く、ここ数年の実績では、第一次試験対策講座は約60%、第二次試験対策講座は約30%の受講者が合格の栄冠を勝ち取っております。
講師陣は皆、指導歴豊富で、合格者を数多く輩出した実績を持ち、技術士の育成に情熱を注いで熱心に受験指導を行う方ばかりです。
講座を修了した受講者からのご推薦で、受講者のご同僚・後輩の方々が受講されるケースも大変多く、受講者数は年々増加しております。
各種講座は、厚生労働省指定講座(教育訓練給付制度の対象講座:後述)、社団法人全国産業人能力開発団体連合会(JAD)の優良講座に認定されており、多くの企業から採用いただいている、信頼のおける講座です。

6−2.合格者が語るアドバイス

当センターでは、平成25年度技術士第二次試験に合格した方の体験記を掲載した「新・技術士試験に私はこうして合格した!」を発行しております。25年度は、現在の試験形式になった初年度の試験ですので、体験記を記された方々は「どのような試験内容になるのだろう?」と不安を抱えながらの学習でしたが、見事合格されました。同書から、ほんの一部ですが抜粋紹介いたします(詳細は同書をご参照ください)。
  • 受講講座テキスト及び過去問を用いて準備を進めました。過去に登場するキーワードの種類が多く、それらを一つ一つ説明できるよう勉強することに苦労しました。自分の言葉で説明ができるまでキーワードを理解し、原理、特徴、利点、課題、将来性等を1枚600字に簡潔に手書きでまとめる作業を繰り返し行いました。応用能力、課題解決能力については、信頼性、安全性、開発計画等、毎年問題のテーマはあまり変わらないため、自分の業務経歴を生かして、複数の組み合わせが可能となる解答を準備しました。試験準備は長期にわたるため、早い段階で添削問題の解答を作成し、講師の方のレビューを受け、文章構成等について指摘内容を反映して準備を進めることが重要です。
  • 受験申込書(経歴票)を書くには今までの仕事を振り返り「業務の棚卸し」を行いこの中で技術士としてふさわしい業務(試験官へアピールできる業務)を記載します。また、「業務内容の詳細」はこれら業務の中から1項目を抽出し720字で内容が伝わるよう記載します。この詳細の記載内容は最終的な口頭試験で内容を質問されたり技術士としてふさわしい業務を行っているかを判断されたりする材料になるため非常に重要です。
  • 必須科目は択一式となったので、準備としては一次試験と同じ感じで進めました。ただ私の部門では、選択した科目だけでなく、4分野から均等に出題されるため、安定して点数を稼ぐには、選択科目以外の知識も習得しておく必要がありました。このため全く知識の無かった科目について、初学者用の本を購入して、過去問に出る知識を整理する作業を行いました。キーワード集を作り、その要点を整理するようなノートを作成するのです。これは記述式問題での論文作成の際のネタを整理することにもなるので、このノート作成に準備段階前半には時間をかけるのがよいと思います。
  • 午前中の択一問題は、一次試験の形式と変わりませんが、内容が若干深かったり、巧妙な落とし穴があったりする点を問題演習などで慣れておく必要があると思います。事前に苦手科目についてのまとめを作ったりしたせいか、本番では2問不正解という成績でした。午後の論述試験は、特にIIで時間配分が悪く、時間ぎりぎりで何とかマスを埋めたというだけの解答となりました。問題の要求が用意した範囲から外れていると、それだけストーリー作りに時間を要し、文章を書いていく時間が減っていきます。たとえ知識は一部しかカバー出来ていなくても、持っている知識範囲で論じ切ってしまうとか、あるいは論じられる範囲に絞り込んで解答するなどの腕力が本番では必要だと痛感しました。
  • 私が、技術士に合格できた大きな要因を整理します。以下の3つと考えています。
    • 日々、短時間ながらコンスタントに勉強を継続したこと
    • 新技術開発センターの通信教育や、別途購入した参考書等が大変参考になったこと
    • 技術士に必ず合格し、資格を活かし社会に貢献したいという強い意志を持ち続けたこと
    技術士は、難関といわれていますが、勉強さえすれば必ず合格できる資格です。
以上、合格者の方々からのアドバイスをいくつか挙げましたが、多くの方々から、通信教育講座での添削指導やスクーリングでの面談指導が試験合格に大変役立ったとのご感想をいただいております。
技術士試験対策講座は、第一次、第二次とも複数の講座があり、ご自身のニーズに合わせて講座を選ぶことができます。次章以降に、技術士試験対策講座の具体的な内容を紹介してまいります。
技術士試験対策に、当講座は必須ツールです。当講座をパートナーとして、技術士試験の完全合格を果たしてください。

6−3.技術士第一次試験対策講座の特長と内容

(第一次試験対策関連URL⇒https://pe.techno-con.co.jp/item/1st.html
技術士第一次試験対策講座には、次の2講座があります。
  技術士第一次試験合格対策講座
  技術士第一次試験完全合格対策講座
両者の特長を以下に記します。

(1)技術士第一次試験合格対策講座 (1−A)
  1. 対象部門:以下の16部門です。
    機械/電気電子/化学/金属/建設/上下水道/衛生工学/農業/森林/水産/経営工学/情報工学/応用理学/生物工学/環境/原子力・放射線
  2. 開講時期:随時開講
    受講期間:3か月(+3か月の猶予期間があります→在籍期間:6か月)
  3. テキスト:部門別テキスト(「基本テキスト」、「平成27年度試験問題と解説」の2冊)、添削問題及び解答・解説(各3回分)
    部門別テキストは、第一次試験の概要と適性科目・基礎科目・専門科目の過年度問題と対策を中心に構成されています。
  4. 添削回数:3回
    各回の科目と問題数、解答形式、配布スケジュールは以下のとおりです。
    表
    添削問題は、実際の試験と同じ出題数・出題形式で作成しております。また、各科目とも力をつけていただくため、各2回ずつの課題を課しております。
    提出された答案は採点・講評を行い、解答・解説とともにご返送いたします。
  5. スクーリング回数:0回
  6. 教育訓練給付制度(後述):指定外
(2)技術士第一次試験完全合格対策講座 (1−B)
  1. 対象部門:(1)と同じ16部門です。
  2. 開講時期:6月(第1回スクーリング開催日より)
    ただし、受講申込後にテキスト、第1回添削課題をお送りしてすぐに学習を始められます。受講ご希望の場合は、お早めに受講申込されることをお勧めします。
    受講期間:6か月(閉講:12月)
  3. テキスト:部門別テキスト(「基本テキスト」、「平成27年度試験問題と解説」の2冊)、添削問題及び解答・解説(各3回分)
    部門別テキスト、添削問題及び解答・解説については、(1)の技術士第一次試験合格対策講座と共通です。ただし、スクーリングでの模擬試験等の配布資料は、「完全合格対策講座」の受講者のみに配布します。
  4. 添削回数:3回
    各回の科目と問題数、解答形式、配布スケジュールは以下のとおりです。
    表
  5. スクーリング回数:3回
    スクーリング付きの講座であることが、技術士第一次試験完全合格対策講座の大きな特長です。スクーリングとは、会場に集合していただき、他の受講者と一緒に講師の生の講義を受講する対面講座です。テキストだけではわかりにくかったことも目の前の技術士講師によって具体的に学ぶことができますので、効果的な学習が行えます。
    スクーリングでは、模擬試験や個別面談の時間もありますので、はじめて受験される方や、学習の仕方がわからない方、何度も受験に失敗している方に最適です。専門の技術士が指導にあたりますので、第一次試験対策のことはもちろん、今後目指す第二次試験についての相談も受けることができます。また、部門別講義では同部門の受験者と知り合うことができ、お互いに励ましあい、情報交換をしあうことができるというメリットもあります。
    スクーリングの日程と内容は、以下のとおりです(専門科目対策については、部門別に分かれて担当講師が指導します)。
    表

  6. 教育訓練給付制度:指定講座
    教育訓練給付制度(一般教育訓練)は、キャリアアップや再就職に有利な通信・通学制で厚生労働省が指定する実績・信頼のある講座が対象となります(通信教育はスクーリング付きのみ対象となります)。
    一定の条件を満たす方がこの対象講座を修了しますと、受講料の2割がハローワークから支給されるというメリットがあります。
    支給対象者の条件などの詳細は下記のホームページに掲載されておりますのでご参照ください。
    https://www.hellowork.mhlw.go.jp/insurance/insurance_education.html
(3)オプション講座について

オプション講座とは、通常の対策講座のほか、皆様のご要望により追加開催するセミナー形式の特別講座です。
第一次試験対策では、例年、「基礎科目特別指導講座」を開催しております。
この講座では、2日間にわたり基礎科目の試験内容である「設計・計画」、「情報・論理」、「解析」、「材料・化学・バイオ」、「環境・エネルギー・技術」の5分野について、模擬試験を実施しながら攻略ポイントをわかりやすく講師が指導し、毎回大好評を得ております。
そのほか、1日で集中的に講義を行う「基礎科目一日特訓講座」、「適性科目一日特訓講座」も、オプション講座として実施しています。
対策講座の受講者は、各オプション講座を特別割引受講料で受講することができます。

(4)技術士第一次試験対策講座の比較と受講者の声

いままで述べてきました技術士第一次試験合格対策講座技術士第一次試験完全合格対策講座の特長を、下表の比較表で示します。
表
どちらの講座も、質問等については随時EメールやFAXでも受け付けますので安心して受講できます。特に「完全合格対策講座」では、部門によっては講師が受講者にEメールを使って補習を行ったりするなど、各講師が熱心な指導を行っています。

以下に、過年度講座で実施したアンケートから、受講者の感想をいくつか掲載いたします。アンケートは試験実施後に行い、合格発表前に回答をいただいておりますが、この方々は全員が合格されました。ぜひ皆様も、この方々に続いて技術士への道の第一歩を歩み始めてください。
  • おかげさまで合格点は取れたと思っています。本屋に置いている本と見比べると、テキストの解説が詳しく、スムーズに学習できました。(合格対策・機械)
  • いろいろ忙しかったので、今回の講座の問題に絞り込んで勉強した甲斐があったようです。類似問題が多数出題されていました。とにかく、効率よく勉強できたと思います。(合格対策・電気電子)
  • 全部役に立った。何を勉強すればよいかもわからなかったし、学歴自体がなかったので大変助けられた。(合格対策・化学)
  • 解説が充実しており、通信講座無しには多くの時間が必要だったと思いますし、理解ができなかったと思います。(合格対策・経営工学)
  • 試験で、何度か添削問題と同じ問題が出てきた。添削問題は上手くまとめられており、過去問と合わせて勉強しました。逆になければ勉強の方法も判らなかったので助かりました。(合格対策・生物工学)
  • 過去問を徹底的に重視することと、SWOT分析を活用することを踏まえた勉強法を最後まで貫けたので、効率的な学習ができた。(完全合格・機械)
  • 山西先生と山口先生の受験対策の説明で『合格するためのコツ』を説明していただき、それで合格はほど遠いものではないと自信を持つことができ勉強が取り組みやすくなりました。適性科目と基礎科目に関しては特訓講座にも参加したことで、スクーリングと合わせて説明を2回聞けたことで力がついたと感じています。(完全合格・建設)
  • 過去の出題傾向から的確な出題予想をしていただいた点が役立った。学習すべきポイントが明確になった。(完全合格・農業)
  • 通信教育は期限を設けているので、やらざるを得ない状況にあったのも良かった。この講座を受けていないと、私は確実に今回のレベルに至っていなかったと思います。(完全合格・情報工学)
  • 基礎科目の出題の意味が良く理解できた。また、出題のポイントを要領よく教えていただいた。適性科目については、講義のときに配布していただいた資料が、分かり易かった。“文章に慣れること”というアドバイスが腑に落ちた。専門科目では、出題される可能性のある幅広い領域のなかで、ポイントを教えていただいた。また、過去問などの問題の意味を分かり易く教えていただき、理解が進んだ。(完全合格・応用理学)

(5)技術士第一次試験対策講座の受講申込方法

講座のお申し込みは、ホームページからお申し込みいただくことができます。また郵便およびFAXでお申込みの方は、パンフレットの裏面にある申込書に必要事項をご記入の上、お送り下さい。E-mailでのお申込みの方は、お名前、ご住所、ご連絡先をご記入の上、ご送信ください。
受講申込受付後に、受講証・請求書・講座のご案内、テキストと第1回添削課題等をお送りいたします。
お申し込み先
(株)新技術開発センター
〒102-0082 東京都千代田区一番町17の2 一番町ビル3F
TEL 03-5276-9033、FAX 03-5276-9034、service@techno-con.co.jp

6−4.技術士第二次試験対策講座の特長と内容

(第二次試験対策関連URL⇒https://pe.techno-con.co.jp/item/2nd.html
技術士第二次試験対策講座には、次の4講座があります。
  技術士第二次試験合格対策講座
  技術士第二次試験完全合格対策講座
  技術士第二次試験実力養成講座
  技術士第二次試験合格一直線コース
技術士第二次試験合格対策講座はスクーリングなし、他の3つの講座はスクーリング付きです(教育訓練給付制度の指定講座です)。
特にお勧めなのは、「技術士第二次試験実力養成講座」の内容に、試験直前の2つのセミナー「試験直前公開模擬試験」と「講師面談による模擬試験の総評と個別指導」をセットにした「技術士第二次試験合格一直線コース」です。
これらの講座はすべて、2016年度の試験合格に照準を合わせたカリキュラム内容としております。
上記4講座の特長を以下に記します。

(1)技術士第二次試験合格対策講座 (2−A)
  1. 対象部門:以下の19部門です。
    機械/航空・宇宙/電気電子/化学/金属/資源工学/建設/上下水道/衛生工学/農業/森林/水産/経営工学/情報工学/応用理学/生物工学/環境/原子力・放射線/総合技術監理
  2. 開講時期:随時開講
    受講期間:3か月(+3か月の猶予期間があります→在籍期間:6か月)
  3. テキスト:共通テキスト、部門別テキスト、添削問題(3回)
    共通テキストは、受験申込書の書き方から必須科目・選択科目の対応、さらには口頭試験対策までを、わかりやすく解説した受験対策テキストです。部門別テキストは、専門部門の問題の傾向と対策について記しており、受講者の受験部門に対応して配布いたします。
  4. 添削回数:3回
    各回の科目と配布スケジュールは以下のとおりです(解答形式は、第1回と第2回は記述式、第3回は択一式です)。
    表
    テキスト、添削用の第1回課題は申込受付後に送付します。添削用の受験申込書の見本も送付し、答案の添削だけでなく受験申込書の添削指導も行います
    受験申込書は、技術士試験の一部ともいわれており、単に受験のための申請書の役割だけでなく、口頭試験の試問の際に参考とする重要書類です。特に、2013年度の試験改正により、従来の技術的体験論文の代わりとなるよう業務経歴票のフォーマットが変更され、従来以上にその重要性が大きくなりました。
    技術士第二次試験対策講座の受講者の皆様は、受験申込書の添削を無料で受けることができます。経験豊富な講師が、受験に有利な受験申込書の作成方法を具体的にアドバイスします。
    本試験の受験申込書の提出前に、ぜひとも受験申込書の添削指導を受けてください。
    3回の添削カリキュラムは、改正された試験内容にあわせて構成しております。
    第1回は選択科目その1(選択科目に関する専門知識及び応用能力を問う:記述式問題−II)、第2回は選択科目その2(選択科目に関する課題解決能力を問う:記述式問題−III)、第3回は必須科目(技術部門全般にわたる専門知識を問う:択一式問題−I)です。
    技術士講師が作成した予想問題を、添削問題として取り組んでいただきます。
    添削指導を受けて、さらに記述式答案や受験申込書の添削を希望する場合には、オプションで追加添削を受けることができます(これは、他の講座も同様です)。
    提出された答案は、専門分野の技術士講師により添削・講評を付してご返送いたします。
  5. スクーリング回数:0回
  6. 教育訓練給付制度:指定外
(2)技術士第二次試験完全合格対策講座 (2−B)
  1. 対象部門:(1)と同じ、総合技術監理部門を含む19部門です。
  2. 開講時期:3月(第1回スクーリング開催日より)
    ただし、受講申込後にテキスト、第1回添削課題等をお送りしますので、スクーリング開始前に学習が始められます。受講ご希望の場合は、なるべくお早めに受講申込されることをお勧めします。
    受講期間:6か月(閉講:9月)
  3. テキスト:共通テキスト、部門別テキスト、添削問題(3回)
    上記につきましては、(1)の技術士第二次試験合格対策講座と共通です。その他、スクーリング時に適時参考資料を配布します。
  4. 添削回数:3回
    各回の科目と配布スケジュールは以下のとおりです(科目・問題内容は(1)の技術士第二次試験合格対策講座と共通です)。
    表
  5. スクーリング回数:3回
    スクーリング付きの講座であることが、技術士第二次試験完全合格対策講座の大きな特長です。スクーリングの日程と内容は、以下のとおりです。特に部門別講習会・個別面談が毎回あることが、受講者には大好評を博しております。
    表
    スクーリングでは、技術士の講師が、真剣かつ親身になって受講者が合格できるよう指導いたします。その熱意ある指導内容をこのページで紹介できないのは誠に残念ですが、後述の受講者の声からその雰囲気をご推察ください。
  6. 教育訓練給付制度(一般教育訓練):指定講座
(3)技術士第二次試験実力養成講座 (2−C)
  1. 対象部門:(1)(2)と同じ、総合技術監理部門を含む19部門です。
  2. 開講時期:2月(第1回スクーリング開催日より)
    ただし、受講申込後にテキスト、第1回添削課題等をお送りします。受講ご希望の場合は、なるべくお早めに受講申込してください。
    受講期間:6か月(閉講:8月)
  3. テキスト:共通テキスト、部門別テキスト、添削問題(5回)
    テキストにつきましては、前述(1)(2)の講座と共通です。その他、スクーリング時に適時参考資料を配布します。
  4. 添削回数:5回
    各回の科目と配布スケジュールは以下のとおりです(総合技術監理部門は後述)。
    表
    この講座は、初めて技術士試験にチャレンジされる方や、何度も試験を受けているがなかなか合格に至らない方に、特にお勧めです。
    第1回〜3回までは、前述(1)(2)の講座と共通です。第4回の課題は第2回と、第5回の課題は第3回と同じです。第4回以降は、前回選択しなかった問題や前回の答案の修正を提出していただきます。あるいは、受講者ご自身で作成した想定問題について解答していただいても結構です。
    改正後の試験では、特に選択科目にウエイトが置かれており、その答案作成には多くの受験者が苦慮しております。この講座では、特に選択科目に対し重点的に指導を行います。
    課題に対し、1回の添削指導だけでは、ある程度は重要ポイントが理解できても、どのような内容が合格答案となるのか、実感としてとらえにくい場合があります。再添削を受けることにより、さらなる実力アップへとつながります。
    このカリキュラムは、まさしく「実力養成」にぴったりの内容といえましょう。
  5. スクーリング回数:5回
    添削回数と同様、スクーリングも5回あることが、技術士第二次試験実力養成講座の大きなメリットです。スクーリングの日程と内容は、以下のとおりです。
    表
    お仕事をかかえながらの独学は、ともすると業務の忙しさに追われ、途中で学習を挫折することになりがちです。
    技術士試験を合格するために最も大事なことは、「今年は絶対に合格するぞ!」と
    覚悟を決め、「やる気」を継続させることです。

    実力養成講座では、ほぼ毎月1回のペースで5回のスクーリングがありますので、講師や受験仲間との学習の場を持つことにより、よい刺激を受け、受験のモチベーションを無理なく保つことができます。
    実力養成講座で「やる気」を高め、2016年度試験合格をゲットしてください。
  6. 教育訓練給付制度(一般教育訓練):指定講座
(4)技術士第二次試験合格一直線コース (2−D)

このコースは、前述の「技術士第二次試験実力養成講座」の内容と、試験直前の2つのセミナー(オプション講座:後述参照)の「試験直前公開模擬試験」と「講師面談による模擬試験の総評と個別指導」をセットにしたものです。
模擬試験の効果は、今まで多くの合格者が証言しております。当センターでは、オプション講座として、
以下のスケジュール・内容で模擬試験関連のセミナーを実施いたします。
表
「実力養成講座」で、実力をアップした後、最後の仕上げとして模擬試験を実施し(「試験直前公開模擬試験」)、その結果に基づき講師が各受講者に合格へのアドバイスを行います(「講師面談による模擬試験の総評と個別指導」)。
上記2日間のセミナーの料金は、60,000円(当センター技術士対策講座受講の方は55,000円)となりますが、「合格一直線コース」でお申込みの場合は、35,000円で受講できることになります。2016年度試験をストレート合格するために、ぜひ本コースの受講をご検討ください。
教育訓練給付制度(一般教育訓練)の指定講座にもなっております。

(5)総合技術監理部門の指導について

総合技術監理部門につきましては、(1)〜(4)の講座については択一式問題の対策もカリキュラムに加え、以下のような添削内容としております。
  1. 添削3回コース{該当講座:(1)合格対策講座(2)完全合格対策講座
    表
  2. 添削5回コース{該当講座:(3)実力養成講座(4)合格一直線コース
    表
実力養成講座の第3回〜第5回では、(3)で記しましたように、前回選択しなかった問題や前回の答案の修正、過年度の試験問題などについて解答してください。ご自身で想定した模擬問題でも対応いたします。

(6)オプション講座について

第二次試験対策でも、第一次試験対策と同様、セミナー形式の特別講座であるオプション講座を各種実施しております。
以下に、2016年度に実施予定のオプション講座を紹介いたします。

3段階ステップ必勝法によって合格する技術士第二次試験小論文を書く!!」:当センター発行の書籍「技術士第二次試験論文問題3段階ステップ必勝法」の著者である匠習作先生が、同書籍をテキストとして、ご自身の体験を元に考案した「3段階ステップ必勝法」を、演習をまじえながら受講者に伝授いたします。
実践!技術士第二次試験に合格するキーワード集・論文作成講座」:本セミナーでは、高遠健司先生が自らの合格体験を元にした著書「技術士第二次試験に合格するキーワード集の作り方と高得点論文作成法」をテキストとして、具体的なキーワードの作成例を示しながら、合格答案を作成する秘訣をお伝えします。
技術士第二次試験受験申込書作成個別指導」:受験申込書の提出時期に、技術士講師が受講者の受験申込書を個別面談により作成指導を行い、試験合格のための大事な第一歩を進める講座です。受験申込書は、口頭試験と深い関連のある重要書類です。「なぜ重要か!受験申込書と口頭試験の密接な関係」に内容を紹介しておりますのでご参照ください。
筆記試験に合格する文章表現力特訓講座」:技術士試験の記述式問題で合否を大きく左右するのは、その答案の文章表現です。設問に対し、自身の技術力をアピールできるような説得性のある表現で、適切な答えを示すことが重要です。技術士試験に合格するための文章表現能力をじっくりと身につけていただけるよう、「技術士筆記試験に合格する文章表現力特訓講座」を、3名の講師・3回のセミナーにより、「基礎の基礎編」(網倉聖紀先生)、「実戦編」(田淵一光先生)、「ブラッシュアップ編」(匠習作先生)の3段階に分けて実施いたします。
試験直前公開模擬試験」、「講師面談による模擬試験の総評と個別指導」:前述の合格一直線コースで紹介した、試験直前の模擬試験関連セミナーです。
口頭試験完全合格直前対策講座」:口頭試験の攻略対策講座です。口頭試験対策専用ページに内容を紹介しておりますのでご参照ください。
各オプション講座の実施日程等など、詳細は当センターのホームページをご参照ください。
対策講座の受講者は、オプション講座を特別割引受講料で受講することができます。

(7)技術士第二次試験対策講座の比較と受講者の声

いままで述べてきました4講座の特長を、下表の比較表で示します。
表
以下に、過年度講座で実施したアンケートから、受講者の感想をいくつか掲載いたします。合格者の中から、ピックアップしました。ちなみに、アンケートは筆記試験終了後に実施し、筆記試験合格発表前でした。受講者の方々のご意見も参考にして、ご自身にフィットする技術士対策講座を選択してください。
  • 自分の文章を技術士としてふさわしいかどうかという視点から、細かく率直に評価していただき、非常に参考になった。(合格対策・機械)
  • (1)一次試験前と二次試験前にセミナーに参加させて頂きました。その中で「技術士」に求められているものが何かを認識し、取組むべき事項を明確に出来たため、その後の学習を効率良く進めることができました。また、セミナーの際に購入した過去問の解答事例集も役立ちました。(2)通信教育での感想;1)業務経歴票:どの程度まで踏み込んだ内容を記載して良いのか迷っていましたが、添削頂いたお蔭で求められているレベルが明確になりました。添削頂いた結果を反映した経歴票はずっと良い内容になりました。2)選択科目(専門知識及び応用能力):教材に記載の論文作成時の注意事項を熟読した上、内容についても良く調べた上で作成時間を無視して回答を作成しました。添削結果を見て、こういう答案を目指せば良いという基準を持つことができました。3)選択科目(課題解決能力):「課題文の主旨はどちらかな〜」と迷いながら解答を作成しました。添削結果ではその点をしっかり指摘されました。問題文は「深読みせずに素直に質問に解答すべき」ということを学ぶことができました。4)必須科目(択一問題):模擬問題を拝見し「最新技術に関してこういうところまでフォローしておくことが期待されている」ということを認識できました。その後、日々の業務や日常生活においても、上記視点を持って、これまで読み飛ばしていた/見過ごしていた事項にも注意しながら参考文献等を読むようになりました。(合格対策・機械)
  • 記述式は、自分で書いて納得しても、採点してもらわないとどこを修正すればいいのかわからないので、非常に参考になりました。(合格対策・電気電子)
  • 経歴票、論文の通信添削が役立った。先生の的を射たコメントには目から鱗が落ちた。自分の文章の冗長で無駄な部分の指摘、課題設定における足りない点とその理由、文章表現など細かくご指導いただき目指すべき到達点・ベースラインを確立できた。(合格対策・情報工学)
  • 先生の懇切丁寧な指導を受けられたことに感銘した。また、模擬問題も良質で何回も繰り返す価値のあるものだった。(合格対策・総合技術監理)
  • 課題解決能力問題で、解決策に対するリスク(留意点)がズバリ出た。(完全合格・建設)
  • 着眼点⇒具体策⇒成果の記述方法、課題抽出理由、現状から課題抽出、問題解決の対策という一連のストーリーを作り上げること。各先生方の指導が効果的でした。(完全合格・上下水道)
  • 2年間は独学で勉強してきた。特に何も考えずに論文を書いて覚えていたが、このスクーリングを受けて技術士に求められているもの、技術士になるための方策等を教えていただき非常に参考になった。また、グループ学習では他の受講生との交流もあったためモチベーションの向上、他の受講生の考え方やレベル、自分の不足点等に気づくことができよかったと思う。(完全合格・建設)
  • 添削問題及びスクーリングで書く練習ができた。またモチベーションを維持できた。技術士試験は、どうやって勉強すべきか分りにくいので、通信教育は有効な手段だと改めて思いました。ありがとうございました。(実力養成・機械)
  • 広い出題範囲をどのように勉強すればよいのか、指針を得た。課題解決の3枚問題は、要点を押さえた練習により比較的心の余裕を持って対応できた。約半年の勉強期間のペースメーカーとして頼りになった。(実力養成・航空・宇宙)
  • スクーリングと添削をペースメーカーとして勉強してきました。いつの間にか、少し以前に自身で書いた論文が満足いかなくなり、同じテーマで何回も書き直しました。これは、つまり、ペースメーカーのおかげで日々成長できたのかと思います。(一直線・機械)
  • 試験に役立つ資料と、受験のノウハウを教えていただいた点が大きかった。独学では決して得ることの出来ない情報を手にすることが出来た。受講した価値はあったと思います。(一直線・電気電子)
  • スクーリングでのアドバイスを受けての学習、特にキーワード整理は効果的だったと考えます。また、論説や文献の整理要約を通して、文章を簡潔な表現にすることが重要と感じました。(一直線・化学)
  • 今回、技術士2次試験を初めて受けました。もし、独学であれば、論文を時間内に書ききることはできなかったと思います。(一直線・経営工学)
  • スクーリングでは、解答方法の事例が紹介されたため参考になった。模擬試験では、実際の時間帯でリハーサルができたため、実際の試験において自分の時間配分の設定のまずさが把握できたためよかった。田淵先生のオプション講座(文章表現力特訓講座)は、マンツーマンの厳しい指導であったが、本番でそのことが頭に焼き付いていたため、出来なかったなりに、答案が作成することができた。(一直線・応用理学)

(8)技術士第二次試験対策講座の受講申込方法

講座のお申し込みは、ホームページからお申し込みいただくことができます。また郵便およびFAXでお申込みの方は、パンフレットの裏面にある申込書に必要事項をご記入の上、お送り下さい。E-mailでのお申込みの方は、お名前、ご住所、ご連絡先をご記入の上、ご送信ください。
受講申込受付後に、受講証・請求書・講座のご案内、テキストと第1回添削課題等をお送りいたします。
なお、講座選定に迷われましたら、ご遠慮なく当センターまでご相談ください。

お問い合わせ・お申し込み先
(株)新技術開発センター
〒102-0082 東京都千代田区一番町17の2 一番町ビル3F
TEL 03-5276-9033、FAX 03-5276-9034、service@techno-con.co.jp

前のページへ戻るホームへ戻るテクノビジョンダイジェスト