2−1.技術士第二次試験とは
技術士第二次試験は、技術士法に基づいて実施される国家試験です。現在、機械、電気電子、建設、上下水道、農業、森林、情報工学、環境など、総合技術監理部門を含む21の技術部門で実施されています。受験者は自分の専門分野に対応する「技術部門」を選択し、さらにその中から「選択科目」を選んで受験します。したがって、受験対策を始める際には、まず自分の実務経験や専門性に適した技術部門・選択科目を明確にすることが重要です。
(1)受験資格
受験にあたっては、技術士第一次試験に合格していること、または、日本技術者教育認定機構(JABEE)が認定した教育課程を修了していることが条件です。加えて、以下のいずれかの経歴を満たす必要があります。
- 技術士補の登録日以降、技術士補として、4年以上指導技術士を補助している
- 監督者の下で科学技術に関する業務について、4年以上従事している
- 科学技術に関する業務について、7年以上従事している
(2)受験者数・合格率
令和7年度は、受験申込者30,700人に対して、実際の受験者は24,135人。最終的な合格者は2,752人で、対受験者合格率は11.4%でした。つまり、受験した人の約9人に1人しか合格していません。技術部門によっても合格率には差があります。受験者数が最も多い建設部門では14,094人が受験し、合格者は1,304人、合格率は9.3%でした。一方、機械部門は16.2%、電気電子部門は10.1%、情報工学部門は4.2%、総合技術監理部門は22.7%となっています。
(3)試験内容
A機械部門から原子力・放射線部門までの20技術部門
必須科目〔記述式;試験時間/2時間〕
- 「技術部門」全般にわたる専門知識、応用能力、問題解決能力及び課題遂行能力に関するもの
選択科目〔記述式;試験時間/3時間30分〕
- 「選択科目」についての専門知識及び応用能力に関するもの
- 「選択科目」についての問題解決能力及び課題遂行能力に関するもの
B総合技術監理部門
必須科目�T(択一式;試験時間/2時間及び記述式;試験時間/3時間30分〕
- 「総合技術監理部門」に関する課題解決能力及び応用能力⇒必須科目の内容は、次の[1]〜[5]の事項について問う問題です。
- [1]安全管理
- [2]社会環境との調和
- [3]経済性(品質、コスト及び生産性)
- [4]情報管理
- [5]人的資源管理
第二次試験では、まず筆記試験が行われます。総合技術監理部門を除く技術部門では、「必須科目」と「選択科目」に分かれています。必須科目では、受験する技術部門全般にわたる専門知識だけでなく、応用能力、問題解決能力、課題遂行能力などが問われます。一方、選択科目では、自分が選択した専門分野について、専門知識と応用能力に加え、問題解決能力や課題遂行能力が問われます。つまり、「知識を知っているか」だけではなく、「その知識を実際の技術課題にどう活用するか」が評価される試験なのです。
(4)合格基準

(5)合格に向けた学習
技術士第二次試験に合格するには、まず試験制度と評価の仕組みを正しく理解することが重要です。どれだけ豊富な実務経験や専門知識があっても、それだけで合格できる試験ではありません。本試験では、限られた時間と文字数の中で、問題を的確に捉え、課題を設定し、専門知識を活用した解決策を論理的に示すことが求められます。つまり、技術者として優れた経験を持っていることと、その能力を「合格基準を満たす答案」として表現できることは別の問題です。合格するためには、専門知識や実務経験に加え、出題傾向を踏まえた答案構成、論理的な文章の組み立て方、時間配分など、技術士試験特有の「合格テクニック」を身につけることが必要です。
2−2.2027年度技術士第二次試験対策講座
(1)技術士第二次試験対策講座の特長 早く・安く・安全な答案添削
2027年度から、添削の提出と返却をオンライン化いたします。これまでの郵送による時間のロスが解消され、返却までの日数が大幅に短縮されるほか、郵送コストの削減にもつながります。もちろん、セキュリティ対策を万全にした安全な環境で実施いたしますので、安心してご利用いただけます。
また、添削結果の返送時には、各問題の出題意図やキーワード、答案構成例、参考URLなどをまとめた解説資料「解答のポイント」をあわせてお届けし、日々の学習をサポートいたします。この資料には一部の問題に解答例を掲載しており、初めて受験される方でもスムーズに学習を進めていただけるよう配慮しています。さらに、2027年度からは「必須科目」の重要性を考慮し、全問題に解答例を掲載いたします。
2027年度の技術士第二次試験対策講座は、次の4講座があります。
- 技術士第二次試験合格一直線コース
- 技術士第二次試験完全合格対策講座
- 技術士第二次試験合格対策 オンライン講義配信プレミアム講座
- 技術士第二次試験合格対策講座
各講座の内容・特長を以下に記します。
- 対象部門:以下の18部門です。
機械/航空・宇宙/電気電子/化学/金属/建設/上下水道/衛生工学/農業/森林/水産/経営工学/情報工学/応用理学/生物工学/環境/原子力・放射線/総合技術監理
- 開講時期:受講申込後にテキスト、添削課題等をお送りしますので、スクーリング開始前にすぐに学習が始められます。
受講ご希望の場合は、お早めに受講申込されることをお勧めします。
- テキストおよび添削課題:共通テキスト、部門別テキスト、添削用受験申込書(1回)、添削問題(3回+自由課題6回)、直前模擬試験問題
「共通テキスト」は、受験申込書の書き方から筆記試験での必須科目・選択科目対策、さらには口頭試験対策までをわかりやすく解説した受験対策テキストです。「部門別テキスト」は、専門部門の問題の傾向と対策について記しており、受講者の受験部門に対応して配布いたします。どちらも技術士第二次試験対策講座オリジナルのテキストであり、一般販売は行いません。それぞれ、2027年度受験対策用として改訂しております。
- 添削回数:10回(受験申込書含む)
受験申込書を含めた10回の添削カリキュラムは、2027年度の受験対策用として構成しております。
各回の科目と配布スケジュールは以下のとおりです(総合技術監理部門は後述)。

- スクーリング回数:4回
添削回数が多いことと同様、直前模擬試験以外にもスクーリングが4回もあることが、「合格一直線コース」の大きなメリットです。
- 講義動画配信:2本
講義動画配信を2本行います(全部門共通・技術部門別)。
ご都合のよいときに、筆記試験日まで何度でも繰り返し視聴することができます。

50年以上の長い歴史を持つ、スクーリング付きのスタンダードコースです。
- 対象部門:パーフェクトフルコースと同じ、総合技術監理部門を含む18部門です。
- 開講時期:受講申込後にテキスト、添削課題等をお送りしますので、スクーリング開始前にすぐに学習が始められます。
- テキストおよび添削課題:共通テキスト、部門別テキスト、添削用受験申込書(1回)、添削問題(3回+自由課題2回)
- 添削回数:6回(受験申込書含む)
- スクーリング回数:2回
各回とも部門別講習になります。
- 講義動画配信:1本
技術部門別講義動画を配信します。

スクーリング風景
添削と講義動画配信をセットにしたコースです。
- 対象部門:パーフェクトフルコースと同じ、総合技術監理部門を含む18部門です。
- 開講時期:随時開講
受講期間:6か月
- テキストおよび添削課題:共通テキスト、部門別テキスト、添削用受験申込書(1回)、添削問題(3回+自由課題2回)
- 添削回数:6回(受験申込書含む)
- スクーリング回数:0回
- 講義動画配信:2本
講義動画配信を2本行います(全部門共通・技術部門別)。
スクーリングや動画配信はありませんが、基本的な添削指導を行うコースです。
- 対象部門:パーフェクトフルコースと同じ、総合技術監理部門を含む18部門です。
- 開講時期:随時開講
受講期間:3か月(+3か月の余裕期間があります→在籍期間:6か月)
- テキストおよび添削課題:共通テキスト、部門別テキスト、添削用受験申込書(1回)、添削問題(3回)
- 添削回数:4回(受験申込書含む)
- スクーリング回数:0回
- 講義動画配信:0回
(6)総合技術監理部門の指導について
総合技術監理部門につきましては、4つの講座については択一式問題の対策もカリキュラムに加え、以下のような添削内容としております。
- 添削10回コース{該当講座:合格一直線コース}
- 添削6回コース{該当講座:完全合格対策講座、プレミアム講座}
- 添削4回コース{該当講座:合格対策講座}
(1)、(2)の第5回以降の自由課題では、受験申込書の修正や、添削を受けた記述式答案の修正、前回選択しなかった問題の答案や、過年度の試験問題などについて解答してください。ご自身で想定した模擬問題でも対応いたします。
(3)〜(5)コース受講者は、以下のオプション(有料)を申込むことができます。
オプションの組み合わせによって、最適な講座カリキュラムを設定することができます。
- 合格一直線コースのスクーリングに特別参加
- 追加添削(受講生指定の添削者)
- 筆記試験直前公開模擬試験
- 全部門共通講義 動画配信
- 技術部門別講義 動画配信
- 希望講師とマンツーマン個別指導(オンライン)
- 当センター代表とマンツーマン個別指導(オンライン)
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