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2026.01【特集記事】 進化する日本技術士会−DEI推進宣言によせて−第2章 技術士試験を正しく理解しよう−修習技術者のための修習ガイドブック第3.1版にならって− |
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2−1.コンピテンシー評価に合致した答案とはコンピテンシー評価で合格答案を書くためには、コンピテンシー評価に合った技術士第二次試験の合格答案は、図1、図2のような公表されたコンピテンシー確認の質問が問題文の中にどう表現されているかを理解し、その質問に正確に対応するように答案を記述することが必要です。 そのためにはコンピテンシーの意味を正確に理解しておくことが大事です。そのためには「修習技術者のための修習ガイドブック第3.1版」を活用しなければなりません。
ガイドブックの序文には、 第3.1版の改訂作業は、2015年に刊行した第3版をただ引き継ぐだけではなく、 第3版で明確に記述していないPCとは何か?を、IEA(International Engineering Alliance)GA&PC第4版(Graduate Attributes and Professional Competencies Approved Version 4)で提唱する、現在の世界が志向する社会を実現するプロフェッショナル・エンジニアの姿を参考に明確にしました。その上で、修習ガイドブック第3.1版を参考にしながら個人と社会のWell-beingを実現できる技術士になっていただくためのガイドブックを目指すことを目的に掲げて行いました。そして、以下の改訂ポイントを指標としました。
以上の指標は、修習技術者が技術士となり、不確実で複合化した社会で活躍できるよう配慮した内容となっています。 とあります。 2−2.修習ガイドブックから読み取る正しい技術士の資質(コンピテンシー)受講者が充分に理解できていない「コミュニケーション」に関しても、「書く」「話す」「聴く」「読む」に続いて、 (5)「成果」多種多様なステークホルダーとコミュニケーションを取る時に注意しなければならないことは、正しく意思疎通が取れたのかということである。本人は意思疎通が取れたと感じても、相手にこちらの要望などが伝わっていない、ステークホルダーの真意が読み取れていないと、後で問題となることがある。意思疎通が取れたことを確認するために、反復して確認する、相手の要望を自分が理解している文章や図として書き記して確認するなどの行動が必要となる。そして、わからない時には相手に確認をしなければならない。このように、コミュニケーションを取る時は意思疎通を図り、例えば、業務の依頼に関することであれば、依頼した業務を確実に遂行してもらう、また、依頼された業務を確実に遂行して成果を得なければならない。成果を得なければ良いコミュニケーションを取ったことにはならない。 (6)「協働」プロジェクトには大なり小なり、立場の異なる、様々な能力を持った人々が関わる。 各々に役割を把握させ、それぞれの特性を生かして役割分担しながら、協力してエンジニアリング業務を適切に遂行し、プロジェクト完成というひとつの目標に取り組むことが「協働」である。協働作業によるエンジニアリング業務達成、プロジェクト完成のためには(1)〜(5)で説明したコミュニケーション能力が重要であることに注意しなければならない。 これはとりもなおさずリスクコミュニケーションである。
![]() 図2 試験科目別確認項目
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