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2025.10【特集記事】

令和8年度技術士第二次試験
コンピテンシーは変わる? 変わらない?

第4章 2025年技術士口頭試験対策−試験概要と対策−

 

技術士資格は、第二次試験の筆記試験合格後、その年度の口頭試験を受験し、合格することによって、その資格を得ることができます。口頭試験は、難関である筆記試験を合格したレベルの高い受験者を対象に、試験官が口頭面接により試験会場で直接ジャッジする、最後の関門です。口頭試験で不合格になると、また第二次試験の筆記試験から受験することになりますので、口頭試験を確実に合格できるよう、十分な受験対策を行って試験に臨む必要があります。

口頭試験の試問事項と合否決定基準は、以下のとおりです。

表

面接で行う口頭試験対策は、やはり技術士講師との面接による指導が一番効果的です。
新技術開発センターで実施する「技術士第二次試験 口頭試験完全合格直前対策講座」は、「口頭試験シミュレーション公開講座」と「口頭試験マンツーマン指導」の2つのセミナーがあります。

口頭試験シミュレーション公開講座」は、午前中は口頭試験の概要と受験対策の重要ポイントの講義、午後は受講者の中から数名の方に口頭模試を行い、他の受講者はその模試の様子を聴講するものです。模試受験者、それを見つめる受講者の双方ともに参考になるセミナーです。他の受験者の口頭模擬試験状況を観ることで、単に自分が体験するだけでは見えない口頭試験対策の重要ポイントを客観的に把握することができる、貴重なセミナーです。
全部門共通で行う集合研修式セミナーですが、総合技術監理部門については特に東京・大阪会場で、別室で独自の指導を行います。

口頭試験マンツーマン指導」は、受験者の受験部門と同部門の技術士講師が、模擬試験を踏まえた実戦的な指導をマンツーマンで行います。個別指導ですので、質問や相談なども、専門分野の技術士講師により十分対応いただけます。

この2つをセットにした「2日間コース」がお勧めですが、それぞれ単独でも受講できます。

また、受講者に大好評なのが、アンケート回答を元にして、実施されたばかりの口頭試験の状況をお伝えする「口頭試験速報」です。

昨年2024年度の「口頭試験完全合格直前対策講座」を受講した方々のアンケートから、セミナーのご感想を紹介いたします。全員、口頭試験に見事合格された方々です。

皆様もこれらの先輩方に続き、新技術開発センターの口頭試験セミナーで技術士への道を開いてください!

【口頭試験シミュレーション公開講座】

  • テキストの過去の質問集はたいへん役立った。今回の面接でもニュアンスが近いものがあり、対応しやすかった。また、他の人の面接が見れるのは大変参考になった。
  • Q&Aの事前シミュレーションの準備・ポイントを教えていただいた。また、面談の実技により、回答方法のやり方を具体的に教えていただいた。
  • 公開模擬試験を受けて、本番に近い緊張感を事前に味わえたのはよかった。思ったように答えられなかったり、事前に考えていたことと違うことを答えてしまったり、コンピテンシーが頭の中で整理できていないことを実感し、試験実施までに反芻することができた。他の方の公開模試の様子を客観的に見ることで、印象が良くない点、どれぐらいのテンポ間で試験が進むのか、様々な質問パターンを間近に見ることができて参考になった。
  • 技術士法や倫理綱領に用いられている用語を回答文に入れると良い、というのは参考書などにも書いておらず、とても有益な情報かと思いました。

【口頭試験マンツーマン個別指導講座】

  • いくつかセミナーを受けましたが、当セミナーの口頭試験対策がとても参考になりました。実際の試験と、当セミナーの質問がほとんど同じでした。
  • 業務の説明などアドバイスしていただいたおかげで、試験のときは補足して試験官に説明し、納得いただけたと感じている。
  • 経歴の説明において、自分では気づかない矛盾点等を指導していただけた。
  • コンピテンシーを改めて解説していただけて、本質を理解し、自分の中で落とし込むことができた。模擬面接→振り返り→模擬面接→振り返り、と実施していただけたため、自分自身の回答に対してその場で評価でき、改善策を併せて相談できた。社内で実施する模擬面接と比べ、より実践的であり、試験合格の観点でも、説得力・実績のある講師の方であった。
  • 具体的に、科学技術に対する高等の専門的応用能力に対する事項についてアドバイスを頂いた。



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