総合技術監理部門はこの講座で合格を確実にできる!!

技術士第二次試験総合技術監理部門直前対策上級講座
(東京・大阪)

20部門の工学的視点では総合技術監理部門は合格できません。

セミナー概要

●講 師:小久保 優

技術士:建設部門,環境部門,総合技術監理部門

プロフィール

 技術士 建設/環境/総合技術監理 APEC Engineer(Civil/Structural)IntPE(Jp)
 労働安全コンサルタント 環境カウンセラー EBRD SIA JABEE審査員
 ロシア黄金橋・アムール湾横断橋の計画・設計・施工の技術指導,韓国食品クラスター調査,
 インドネシアIABEE設立,日中技術テクノロジー会議等の参加等,国内外の技術指導・経営指導を行う。
 建設,経営等の専門書執筆に従事。

●受講料:35,000円(消費税込)(テキスト代を含みます。)

2023年度,当社の技術士第二次試験対策講座(通信講座)※を受講中の方は,
5,000円引き特価30,000円(消費税込)でご受講できます。
通信欄にその旨をご記入ください。
※割引対象通信講座
技術士第二次試験合格対策講座技術士第二次試験合格対策オンライン講義配信プレミアム講座
技術士第二次試験完全合格対策講座技術士第二次試験合格一直線コース

昼食は各自ご持参下さい。

録音・録画・撮影はご遠慮下さい。

セミナー日程

◆東京会場・大阪会場が選択できます!◆

東京会場

[日時/会場] 
2023年6月11日(日)10:00〜17:00
1日集中講座

機械振興会館・研修室東京都港区芝公園3-5-8
TEL 03(3434)8211
(申し込み後、地図を送付いたします) →会場地図

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大阪会場

[日時/会場] 
2023年6月18日(日)10:00〜17:00
1日集中講座

たかつガーデン(大阪府教育会館)大阪府大阪市天王寺区東高津町7-11
TEL 06(6768)3911
(申し込み後、地図を送付いたします) →会場地図

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受講のおすすめ

総合技術監理部門は非常に難しい技術士試験です。総合技術監理部門の受験者は技術士資格保有者がほとんどだからです。今まで取得した20部門技術士試験の工学的なノウハウは通用しません。試験官が求めている解答は,自身の取得した技術部門に加え,IEAのコンピテンシーに従った,総合技術監理部門の専門知識,問題解決能力及び課題遂行能力,リーダーシップやマネジメント,評価に関する解答が求められます。従って記述試験の設問も総合技術監理部門の技術士にふさわしい内容を記述しなければなりません。

試験官が提示する内容は高度です。業務(プロジェクト)の概要に対しても,20部門技術士の概要でなく,後の設問に呼応したリスクマネジメント視点で概要を説明しなければなりません。5つの管理技術の記述も総合技術監理部門に求められる水準であり,発生するトレードオフの分析や解決策も総合的で幅広い最適解を展開しなければ合格水準に至ることができません。それは,従来の20部門技術士の工学的視点のみの解答ではなく,工学的な課題を総合技術監理部門の技術的問題として解決を図ることを求めているからです。20部門の工学的見地で技術問題は解決しても,不合格で,試験官が求める解答は,業務上で発生する多くの問題であり,現実的で技術的な問題です。業務に対する総合技術監理の巨視的な管理能力と詳細であり,発揮する技術的な解答も,様々な問題を考慮した解決を図っていく必要があります。

本講座を受講することで,求められる総合技術監理の技術士の能力がわかります。
是非,この上級講座をご受講下さい。

セミナープログラム

1.総合技術監理部門の記述試験の概念
(1)出題傾向は平成30年から変化していない
(2)総合技術監理部門(必須科目)のコンピテンシー何を書くべきか
1)総合技術監理部門問題構造
設問(1):体験した,あるいはよく知っている事業
設問(2):過去と現在を比較して○○の可能性
設問(3):○○の課題に対する解決策
2)具体的な記述内容
設問(1):事業場の存在する理由
  1. 事業場の存在の専門的知識は,企業の社会的責任
  2. 企業の社会的責任(CSR)概念図
  3. 企業の社会的責任は国や地域により異なるが内部統制による社会の持続的発展が重要
  4. 日本の事業所の社会的責任の課題(専門的知識)は,国際的視点から取り組むこと
  5. 法令等の制度(専門的知識)品質の確保「担い手3法(品確法,入契法,建設業法)の改正」
  6. 法令等の制度(専門的知識)としての「働き方改革」
  7. 社会条件等(専門的知識)コロナウイルス禍と「働き方改革」
設問(2):経済性管理(問題解決と評価)は何を書くべきか?
  1. Man(人)で課題解決し,結果を評価する
  2. Machine(機械)で課題解決し,結果を評価する
  3. Material(材料)で課題解決し,結果を評価する
  4. Method(方法)で問題解決し,結果を評価する
  5. 総合技術監理技術士は原価企画と原価企画活動を実施すること
  6. 総合技術監理技術士は意志決定者に最適化手法を提案すること
設問(3):人的資源管理(問題解決と評価)は何を書くべきか?
  1. 事業場の人的資源管理は,経営管理者が不祥事の課題解決策を事前に示しておくこと
  2. 働き方改革は労働関係法で労務管理を評価すること
  3. 事業場従業員の労働環境の問題解決する教育訓練体系管理
設問(4):情報管理(問題解決と評価)は何を書くべきか?
  1. 新型コロナウイルスに感染した場合の情報発信例
  2. 新型コロナウイルス感染症の社外コミュニケーションリスクマッピングの例
  3. 情報管理は事業場存在のための課題解決策の実施と評価
  4. 知的財産権
設問(5):安全管理(問題解決と評価)は何を書くべきか?
  1. 安全管理の課題解決はリスクアセスメントの実施
  2. 安全管理の問題解決はリスク管理の状況
  3. 安全管理の問題解決は説明責任の状況
  4. 事業場の事業継続を脅かすリスク(事業機会)を評価する
  5. 事業の掲げる目標の達成を妨げるリスク(事業活動)を評価する
  6. 安全管理としての労働安全衛生管理を評価する
  7. 働き方改革での労働安全衛生管理を評価する
  8. コロナ禍での労働安全衛生管理を評価する
設問(6):社会環境管理(問題解決と評価)は何を書くべきか?
  1. 社会環境管理は地球温暖化対策が課題解決策
  2. 地球温暖化対策の課題解決策は環境経営
  3. 社会環境管理の評価は環境経営の評価
  4. 社会環境管理は再生可能エネルギー状況
設問(7):解決策(リスクコミュニケーション)は何を書くべきか?
  1. 事業場の社会的責任を実施するための技術者の役割を書く
  2. 解決策(コミュニケーション)は何を書くべきか?
  3. 解決策(リスクコミュニケーション)とは
  4. 解決策:事業場の技術倫理とは
2.令和3年度技術士第二次試験問題〔総合技術監理部門〕の分析
3.令和3年度総合技術監理部門の記述試験の分析と模範解答(参考)
4.令和4年度技術士第二次試験問題〔総合技術監理部門〕の分析と記述例
◎ 質疑応答